『新版「続ける」技術』は、「頑張ろうと思っても続かない…」そんな悩みを抱えるすべての人に贈る一冊です。
私たちの行動には無意識の“罠”があり、それが継続を妨げていることを鋭く指摘。
特に「ライバル行動」など、心に刺さるキーワードが満載で、自然と「自分も続けられるかも」と思わせてくれます。
さらに、誰でも実践できる具体例が多く、共感しながら取り組めるのも魅力。
余計な思考の負担を減らし、楽しく継続できる仕組みを手に入れれば、人生がもっと豊かに!
「どうすれば続ける力を身につけ、充実した毎日を送れるのか?」
その答えがここにあります。
著者紹介
石田 淳(いしだ じゅん)
日本の行動科学(分析)マネジメントの第一人者。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析、行動心理を基にしたマネジメント手法を
日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。
「行動科学マネジメント」として展開。
精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてる科学的で実用的な手法は、短期間で組織の8割の
「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者などから絶大な支持を集める。引用:Amazon
作品について(エッセイ)
昨日の自分と仲良し!?
「新版「続ける」技術」を読んで
年齢を重ねると、体調の変化に敏感になったような気がしませんか?
疲れが抜けないなど。
世の中には健康法があふれています。
運動、睡眠、食事、朝散歩など、どれも大事そうなですが。
結局のところ
「何をどうすればベストなのか」
がわからないです。
とりあえず、自分なりにルーティンを作り、努力しているつもりではある(汗)
でも、どこか決め手に欠ける感覚があります。
そんなある日、食事中に何気なくテレビをつけると、イチロー元選手がCMに出演していました。
それを見た瞬間、彼の現役時代のストイックなトレーニングの話を思い出しました。
イチロー元選手は、毎日ほぼ秒単位で同じ時間にトレーニングをこなしていたそうです。
ストレッチを始める時間、素振りをする時間、キャッチボールをする時間――そのすべてが正確無比だとか。
あまりにも規則正しいので、球場のスタッフは
「イチローが動いたら〇時〇分」
と、彼の行動を時計代わりにしていたという逸話があります(笑)。
「やっぱり規則正しい生活が体にとって大事なんだな」
と思いました。
そういえば、規則正しい生活リズムの翌日は、体が軽し、頭もスッキリして、仕事もはかどる。
でも、問題は夜。
映画や動画配信の誘惑は、自分のメンタルのライバルです。
気になる作品があると、
「ちょっとだけ」
と再生ボタンを押し、気づけば深夜。
「明日のコンディション」か「今見たい動画」か
いつも天秤にかけてしまい、つい後者を選んでしまう自分がいます(汗)
イチロー元選手は、
「過去の自分を超えること」
を最大の目標にしていたそうです。
昨日の自分より少しでも成長する。
それを積み重ねてきたからこそ、彼は伝説の選手になったのだと思います。
「よし、少しでもイチローみたいに高いモチベーションを持つぞ!」
……と意気込んでみるものの、夜になると誘惑に負ける自分がいたりして。
「昨日の自分を超える」はずが、昨日の自分と仲良く並走中である(笑)
(作成意図他)
このエッセイでは、「継続の難しさ」と「自分のモチベーションとの付き合い方」をテーマにしてみました。
年齢を重ねると、健康や生活習慣への意識が高まる一方で、それを続けることの難しさにも直面します。
自分なりに頑張っているつもりでも、どこかで「これでいいのかな?」と迷ったり、つい誘惑に負けたりすることは、多くの人に共通する悩みだと思います。
そこで、規則正しいルーティンを貫いたイチロー元選手の逸話を取り入れ、自分との対比を描くことで、読者に「継続とは何か?」を考えてもらえるよう工夫しました。
ストイックな姿勢を見習いたいと思いつつ、実際には簡単にはいかない——そんな自分の後ろ向きな姿勢を肯定し、ユーモアを交えて楽しく伝える工夫をしました。
また、「昨日の自分を超える」というイチロー元選手の信念に触れることで、「成長のための継続」をどう捉えるかを読者に考えてもらうきっかけになれば嬉しいです。
誰もが共感できる悩みを題材にしつつ、明るくポップな文章で、日常の中で「おちゃめな自分」に気づくヒントになるようなエッセイを目指しました。
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