「四季彩 言の葉 百色図鑑」は、純粋に日本の四季の色と向き合った写真集です。
過去から現代へ、色の意味と写真の美しさを融合させた素敵な一冊が、忙しい日常から開放させてくれます。
普段何気なく見ている景色にアクセントを加えてくれるだけでなく、自分の過去の思い出と結びつけてくれる感じがとても気に入りました。
写真で癒やされたいときにおすすめの図書です!
著者紹介
北山建穂(きたやま たてほ)
1974年、栃木県日光市生まれ、在住、在勤。
2008年にデジタル一眼レフカメラを購入して以来写真が趣味となり、多数のコンテストに入賞。
主な受賞歴は、「しもつけ写真大賞」準特選、「鹿沼市再発見観光写真コンテスト」特選、「奥日光清流清湖フォトコンテスト」伊藤園特別賞、「日光フォトコンテスト」日光杉並木賞、「下野新聞紙上写真コンテスト」金賞など。
『四季彩図鑑』で「第3回写真出版賞」大賞を受賞し、2021年5月に出版。2022年5月には同作が『日本色彩寫眞物語』として台湾で発売開始。
引用:Amazon
作品について(エッセイ)
若気の至りで、写真のグラデーションを楽しんだ?
「四季彩 言の葉 百色図鑑」を読んで
数多くの写真を眺めると、若い頃、初めて一眼レフカメラを買って、カメラ小僧のデビューしたことを思い出します。
30年ぐらい前なので、自分にとっては、一眼レフカメラはとても高価で、自分的にチャレンジをした買い物でした。
当時は、神奈川の会社の寮に住んでいて、寮から富士山を眺めることでき、とても贅沢な環境に住んでいたと思います。
美しい富士山の写真を撮影できたら、いいなと思いを巡らし、一眼レフカメラを購入してしてしまいました。
なんの知識もなく、一人で日本橋に行き、店員の勧めに翻弄されて、カメラを購入したのを記憶しています。
店員の「値引きをするので、こちらのアイテムをいっしょに」と言うがままに。
まだ、初でした(笑)
そして、カメラの操作もわからないまま、カメラの取扱説明書を持って、富士山に行ってみることに。
当時は、デジタルカメラではなく、フィルムカメラだったので、1枚の撮影に数十円のコストが必要です。
撮影を楽しむことより先に、費用のことが頭を駆け巡ります。
今考えると、デジタルカメラは、とてもいいITグッズです。
とはいえ、富士山の写真を数多く撮影しました。
一番のお気に入りは、車と人のバックに富士山が写っている写真です。
この写真は、逆光で車と人が黒く写り、影のような写真で、色がありません。
でも、影の淡いグラデーションで、形だけで車と人とわかる感じの表現ができたことに喜びました。
その写真は、どこかにいってしまいましたが。
プロが撮るような写真目指していたミーハーだったと反省です。
今考えると、色の表現を楽しむのではなく、黒い色の濃淡だけで、何かを感じることは、ちょっと背伸びをしすぎたように思います。
カメラ小僧は、直ぐに飽きてしまい直ぐに止めてしまいました。
でも、仕事の都合でまた一眼レフカメラを手に入れたので、色彩にもリベンジしたいものです。
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