「謎の1セント硬貨――真実は細部に宿る in USA」は、興味を持つことの大切さ、探求することは難しくないことを楽しく語った本です。
自分がわからない素朴な興味をたくさんの人に問いかけて、解決するアグレッシヴさは、見習いたくなりました。
大人になって、興味が希薄になった人には、ぜひ読んでもらいたい一冊でした!
著者紹介
向井 万起男(むかい まきお)
1947年、東京都に生まれる。慶應義塾大学医学部を卒業。専門は病理診断で、慶應病院の患者さんから採られた検体を顕微鏡で覗いて診断する医師。現在、慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長。これまで、病理学に関する論文、著書多数。「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、女房に関するエッセイや本の執筆も開始、2009年、『謎の1セント硬貨』で第25回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
引用:Amazon
作品について(エッセイ)
Hot Coffee Please!
「謎の1セント硬貨――真実は細部に宿る in USA」を読んで
高校の時、アメリカ短期留学をしました。
理由はあまり覚えていません。
おそらく、英語が話せると就職が有利になって、お金をたくさん稼げると思ったからだと思います。
今考えると、何も考えていなかった、高校時代の私がとても可愛いです。
留学中に、自分の自転車で、アメリカを走り回りたいと先生に相談したら、めちゃくちゃ怒られた記憶があります。
今思うと、私の安全を最優先で考えてくれたと思います。
でも、今でもそんなに怒らなくてもいいのではと思っています。
ダイエー元会長の中内さんは、引退後、自分が運転してアメリカをドライブをしたかったそうです。
とても、共感ができ、私も、アメリカに行って自分の運転でドライブを楽しみたいです。
でも、自転車や車でアメリカを走り回る元気はないので、Youtubeなどの動画で、未体験を映像などで楽しみたいです(笑)
他にも苦い思い出が。
なんと、マクドナルドで、コーヒーの注文が出来ませんでした。
しかも、友だちよりも1番に頼んで、出来る所を見せようと思ったのに。
「Hot Coffee Please」
が伝わらなくて、何度もトライをしましたが、結局、
「Coke Please」
といって、コーラを買った記憶があります。
英語の出来る人に聞くと、「Hot」の発音に問題があったみたいです(方言が原因かもと)。
その時は、必ず英語が出来るようになるのだと決心したので、社会人になっても、3回英語の勉強にトライしましたが、未だとほほです。
現在、海外の人へ色々な商品を、英語で販売する仕事をしていますが、特に困っていません。
ですが、喋れるようになっていません(泣)
今のIT技術は、翻訳ソフトが凄いので簡単に日本語を英語にしてくれ、苦労なく海外の人とコミュニケーションが取れます。
もしかしたら、IT技術は、人に興味やスキル習得の妨害しているのかもしれませんね。
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