『なぜヒトだけが老いるのか』は、「老い」をポジティブに捉え、年長者の役割をわかりやすく解説した一冊です。
この本は、人間独特の「老い」を他の動物の生涯と比較し、その違いを明らかにします。
その内容は非常に興味深く、「人間とは何か」という問いに対する斬新なアプローチが、読者の生活に新たな視点と刺激を与えてくれます。
著者は科学的な視点を持ちながらも、優しく人の生き方に寄り添い、新しいスタイルの人生指南書を提供しています。
人生100年時代と呼ばれる現代において、私たちの人生を明るく豊かにするためのヒントが満載です。
この本を読むことで、読者は自分自身の価値に気付き、それを活かしてより充実した人生を目指したいと思うでしょう。
著者紹介
小林 武彦 (こばやし たけひこ)
1963年生まれ。神奈川県出身。
九州大学大学院修了(理学博士)、基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授(生命動態研究センター ゲノム再生研究分野)。
日本遺伝学会会長、生物科学学会連合の代表を歴任。
日本学術会議会員。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解き明かすべく日夜研究に励む。
地元の伊豆、箱根、富士山をこよなく愛する。著書に『寿命はなぜ決まっているのか』(岩波ジュニア新書)、『DNAの98%は謎』(講談社ブルーバックス)、『生物はなぜ死ぬのか』(講談社現代新書)など。引用:Amazon
作品について(エッセイ)
社会に役立つ大人になりたいけど!?
「なぜヒトだけが老いるのか」を読んで
私の子供たちが学生の頃、ガールスカウトに入って活動をしていました。
その活動を支えてくれていたのは、いつもベレー帽をかぶっている一風変わった風貌の人生の大先輩です。
彼はいつもボランティアで参加し、子供たちにさまざまなことを教えてくれていました。
いろいろな場所で子供たちの先生をしていて、本当に大活躍です。
ある日、その方が私に声をかけてくれました。
「阿部さん、将棋出来るの?」
「もしできるなら、子供たちに将棋を教えるのを手伝ってほしいのですが。」
残念ながら、私には、将棋のスキルがなく、お手伝いはできませんでした。
その大先輩は他にもたくさんのスキルを持っています。
ある日、彼が他の大先輩と話しているのを聞いたときのことです。
「ヘミングウェイは、原文で理解しなと本当の意味がわからないよ」
と話しているのを耳にしました。
彼はただ英語を教えるだけでなく、作品の本質まで理解させようとしていることに驚きです。
その姿に刺激を受け、私も誰かの役に立ちたいと思い、英語の勉強を始めることに。
まずは、「レアジョブ英会話」と言うオンラインの英会話サービスを試してみました。
しかし、毎回違う先生になるので、自己紹介ばかりの授業になり、これはダメだと思い、英会話スクールのNOVAに通うことにしました。
ここでは同じ先生ですので、ステップアップできると思ったのですが。
仕事の残業でスクールに行けない日もあり、思うように進みませんでした。
会社帰りにカフェで、英語の勉強にもトライしましたが、周りの学生の騒音に負けて集中力が続きません。
なんだかんだ色々なサービスや行動のダメ出しばかりして、次第にやる気も失せてしまい、志が消えていきました。
それから何年か経ちましたが、今でも誰かの役に立ちたいという気持ちは消えません。
ただ、そんな立派な大人になるのは大変だなとも思う今日このごろです。
(作成意図他)
この書籍から、社会貢献の必要性を感じました。
自分のスキルが誰かの役にたてばと思い努力した思い出をテーマに。
「ヘミングウェイを原文で理解」、自分にとって、「へぇ〜」と思ったことを中心に書いてみました。
何か新しいことにチャレンジは大切だけど、今ある自分のスキルにフォーカスした方が、良かったのかもしれません。
なんだかんだ言っても、頑張れる範囲で頑張りたいと思うので、その思いをエッセイにしました。
読みやすい文章になるように、一文一義を心がけました。
読んで良かったと思われるエッセイを目指しましたが、しっくりした終わり方が思いつかなく残念かもです。
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