2018年に始まり、モスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市で開催され、100万人以上の人々が鑑賞して、誰もを震撼させた展覧会を日本で見れることに!
イギリスを拠点に活動するだけでなく、世界中に出没することで、注目されているアーティスト、バンクシーの70点以上の作品がやってきました。
いったい、彼のアートは、天才すぎる?社会に対する反逆?アーティストと言うビジネスマン?
その目で鑑賞して、考えるではなく、感じよう!
アーティスト情報
Banksyとは?
イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している。アート・ワールドにおいてバンクシーは、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れている。その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。
引用:バンクシー展
作品について(エッセイ)
バンクシーは、生きていく上の当たり前を訴えている!
人って、何を守り、どう生きるのかは、自分で決めるべきだと思います。
でも、誰かの影響を受けたりして、客観的になるのは難しいものです。
バンクシーは、それを、アートの世界観で、ビビッと感じさせるのは、凄いです。
きっと、凄い意志があるからだと思います。
誰も、自身の欲、居心地のいい場所に導かれます。
IT技術が進み、スマホを触るだけで、自分の行動をコントロールされる怖い時代になったと思います。
今、バンクシーが、もてはやされているのも、ある意味、自分たちの行動に不安を持っているからかもしれません。
豊かがハングリー精神を奪い、欲求と不安を考えるだけの生活を感じ始めた証拠です。
私が、子供の頃には、欲しい物がいっぱいでしたが、殆どのものを手に入れることが出来ませんでした。
中学の頃、物理部だったので、先輩がラジオなどを電気回路から作ったり、AppleのPC基盤のコピーを買ってきて、パソコンを完成するのを見ていました。
その為、自分で買えないものは、工夫して作るのが当たり前です。
特に自分で自作パソコンを作ったときは、一生懸命勉強をしました。
そして、その過程で新しいものに出会い、新しい自分の興味などに気付いたものです。
現代は、そこそこ完成度が高いものが、なんでもお手軽に手に入るので、使うテクニックばかり学習して、本質を理解する力を身につけることが難しくなっています。
現代人は、本質を理解することを恐れている、知らない?
バンクシーは、見えづらくなった本質をアートという表現で、目に見える形に変換してくれています。
しかも、誰の目に留まる公共の場所で。
SNSで、いくらでも表現出来る仕組みはいっぱいあります。
でも、データではなく、リアルなもので、表現をするのはとても意味あることだと思います。
また、自身の正体を示さないことで、作品を著作権フリーにし、拡散を優先しているのは、凄いことだと思います。
バンクシーのアクティブな自己表現を感じると、自分の活動力にエネルギーを注がれます。
また、誰にも支配されない自分の本質と向き合うことの大切さに気付きます。
人工的なものをどう思い、どう感じるかは、個人の勝手かもしれませんが、本質を理解してからの方が、もっと楽しいと思います。
もらったエネルギーで、本当に自分に向き合えるような気がしてきました。
合わせて読もう!
父滅の刃~消えた父親はどこへ アニメ・映画の心理分析~
「父滅の刃」は、いまの現代に起こっている、リーダー、規範を示す人たちの不足について、映画を用いてなぜそうなったか、それにより何が起こっているのかを伝えてくれます。
誰もが直面している、大切なことをリアルに届けてくれる一冊です。
父親だけでなく、若者にも父性不在の問題提起して、これから何をすべきが考えるキッカケを与えてくれるでしょう。
「父滅の刃」は、いまの現代に起こっている、リーダー、規範を示す人たちの不足について、映画を用いてなぜそうなったか、そ…
結果を出し続ける人が夜やること
「結果を出し続ける人が夜やること」は、頑張りすぎているビジネスマンを優しくサポートするノウハウ集です!
誰もが手軽にできる、事例をたくさん示してくれ、酷使している体にビタミンをいっぱいくれる優しさがいっぱいです。
明日から、自分の生活を変えたくなる一冊です!
「結果を出し続ける人が夜やること」は、頑張りすぎているビジネスマンを優しくサポートするノウハウ集です! 誰もが手軽に…