騙し絵の牙

「のどか」が一番かも?!「騙し絵の牙」を読んで

騙し絵の牙

 

「騙し絵の牙」という本は、編集者が本の出版に向けてどれだけ情熱的に尽力し、その過程を劇的に描いた素晴らしい作品です。

この本を読むことで、編集者、著者、そして出版社の苦労や喜びを深く理解できるでしょう。

それによって、次に新しい本を手に取る際、その背後に隠れたストーリーや人々の情熱を感じながら読むことができ、本の楽しみ方がさらに豊かになるかもしれません。

 

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著者紹介

塩田 武士(しおた たけし)

1979年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒。神戸新聞社在職中の2010年『盤上のアルファ』でデビュー。
2016年『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、“「週刊文春」ミステリーベスト10”で国内部門第1位となる。同作で2017年本屋大賞3位に。2018年には『騙し絵の牙』が本屋大賞6位に、2年連続ノミネートとなった。最新作『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。

引用:Amazon

 

 

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作品について(エッセイ)

「のどか」が一番かも?!

「騙し絵の牙」を読んで

若いころ、私は筆記具を扱う会社で、経理マンとして働いていました。

そんなに大きくない会社だったので、経理とは名ばかりで、何でも屋の経理マンでしたが。

でも、その会社は、日本に3つし存在しない世界的に有名な王手ブランドの一次代理店でした。

 

当時、ある若手社員が、

「忙しい、忙しい」

と言っていました。

その理由を尋ねると、衝撃の事実が明らかになりました。

数十円単位の利益しか得られない商品、例えば、消しゴムの販売に対する見積もりも、一つ一つ対応しているので、時間が足りないのだとか。

さらに詳しく聞いてみると、見積もりを依頼してくるその得意先は、ほとんど利益がとれない案件ばかりで、ボランティアに近い状態です。

利益がちょっとで、見積もりを書くなんて、ナンセンスだと言うと、1円でも、利益が取れるのだから、いいじゃないかと逆ギレされる始末。

人件費、通信費、商品の送料などなど、色々と費用がかかることを説明したのですが、納得してもらえず(泣き)

 

あまりにも驚いたので、その上司に異議を。

「その得意先は、上手に相手を見て、見積もり依頼をして、安く商品を買うところや。

そんなこと言わないで、阿部ちゃん、経理だから、上手に指導してやってよ」

まるで、自分の仕事ではない感じでした。

納得がいかなかったので、社長にも、

「なんで、こんな人を管理職にしたのですか!」

と抗議しましたが、

「他にできる人がいなかったから、仕方がないじゃないか」

その若手社員の上司も上司ですが、社長も社長で、正直、とほほの気持ちです。

真面目に、会社を良くすることにエネルギーを注いでいたのに。

 

今は、昔と違い、「のどか」な会社は、絶滅危惧種だと思います。

ちなみに、その会社は、形を変えながらも、今でも存続していると聞いています。

本当に、ビジネスの世界は、予測不可能で、驚きがいっぱいです。

 

(作成意図他)

「騙し絵の牙」ですが、映画と小説があまりにも違っていたことが、一番印象に残りました。

それをテーマにすることを考えましたが、難しいと思い挫折。

私は、経理マンだったので、出版業界の収益構造に興味を引かれました。

そこから、収益構造について、まつわる思い出をテーマにすることに。

自分が、「うっそ〜」と思ったことですが、「のどか」とも感じました。

その気持をシェアできればとエッセイを書いてみました。

「セリフ」と「状況」のバランスを調整して、読みやすくしたつもりです。

 

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