「父滅の刃」は、いまの現代に起こっている、リーダー、規範を示す人たちの不足について、映画を用いてなぜそうなったか、それにより何が起こっているのかを伝えてくれます。
誰もが直面している、大切なことをリアルに届けてくれる一冊です。
父親だけでなく、若者にも父性不在の問題提起して、これから何をすべきが考えるキッカケを与えてくれるでしょう。
著者情報
樺沢 紫苑 (かばさわ しおん)
精神科医、作家、映画評論家
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒業後、同大神経精神医学講座に入局。
大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。
2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。
うつ病、自殺予防についての研究に従事。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
YouTube20万人、Facebook 15万人など累計50万人以上のインターネット媒体を駆使し、
メンタル疾患の予防を目的に、精神医学、心理学の知識、情報をわかりやすく発信している。
学生時代は年200本を劇場で見る映画ファン。医師になってからも、年100本を鑑賞し続ける。
雑誌、週刊誌、映画パンフレットなどに映画批評、映画解説を掲載している。
著書は、シリーズ累計70万部『学びを結果に変えるアウトプット大全』『学び効率が最大化するインプット大全』(サンクチュアリ出版)など、30冊以上。
映画関連では、『スター・ウォーズ「新三部作」完全解読本』(三一書房)がある。引用:AMAZON
作品について(エッセイ)
「父滅の刃」が示す未来の不安って、本当に怖い?
私も映画が大好きで、その作品の思いについて、考えながら映画を楽しんでいます。
最近の映画は、将来の危機についてのメッセージが入っているものが増えているように思います。
「天気の子」、「アベンジャーズ エンドゲーム」などでは、地球を再起動しようとしていました。
もう、修復不可の世界になったのかと、少し悲しい気がします。
「天気の子」では、雨が降り続き、東京が水没していき、人間が自然に手を加えた前に戻そうとします。
「アベンジャーズ エンドゲーム」では、指パッチンで、人類の1/2が削除されます。
私も1人の親なので、子供たちの生きていく世界が心配です。
少しでも、幸せに、安全に暮らして欲しいものです。
我々大人は、どのように行動すべきか考えて見ると、一人ひとりが、正しく知識を身に着け、ある程度俯瞰出来るスキルを身につけないといけないのかもしれません。
昔みたいに、誰かに導かれる方向に走っていくだけの時代は終わりました。
自身の子育ては、生きていく力にフォーカスして、育ててきましたが、なかなかうまくいっていません。
子供たちにとっては、退屈な親だったかもしれませんね。
娘の中学校の入学式で、保護者だけ集めて、学校側から、子供の前で、教師の悪口を言わないでくれと言われました。
理由は、生徒が先生を馬鹿にして、先生の話すことを聞かなくなるからだそうです。
とても、衝撃だったのを覚えています。
私たち親の品質をどう理解したらいいのか、わからなくなりました。
前の会社で、20代後半の若手を指導した時に、「説明が悪いから、間違えた」と言われました。
ちょっと、悲しい思いをしました。
最近見た映画「糸」の主人公は、親に虐待をされますが、子供の頃の大切な心の拠り所に支えられながら、誰の力も借りずに、自身の力で、自立していきます。
私自身は、母子家庭で育った為、父性をあまり感じてない大人になったからかもしれませんが、何かしっくりきます。
人は、尊敬するひとの話は、素直に聞けると思います。
こんなにスピードが早い時代に、選んでいる場合ではないのに、人はなぜか、素直になれないものです。
大人がリーダーであったり、規範を示していくのは当たり前です。
でも、子供たち、若者たちには、もっと素直さ、論理的に考える力を持ってもらいたいものです。
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