誰も、芸術は神秘的で、遠い存在です。
でも、心のどこかで、自分もそれに触れたり、参加したいと思っています。
「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常(二宮 敦人)」は、私たちにとって、非日常的な芸術家たちの姿を見せてくれワクワクさせてくれます。
この本を読んで、芸術家たちのことを少し知ると、どこか芸術に親近感を感じるかもしれませんね。
芸術に対して、私たちの心にほんの少し勇気を与えてくれる不思議な本です!
著者紹介
二宮 敦人(にのみや あつと)
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。2009年に『! 』(アルファポリス)でデビュー。ユニークな着眼と発想、周到な取材に支えられた数々の小説を送り出し人気を博す。
『郵便配達人 花木瞳子が顧り見る』(TO文庫)、『占い処・陽仙堂の統計科学』(角川文庫)、『一番線に謎が到着します』(幻冬舎文庫)、『廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門』(講談社タイガ)など著書多数。
本書が初めてのノンフィクション作品となる。
引用:AMAZON
作品について(エッセイ)
芸術や音楽のスペシャリストの正体とは?
芸術や音楽の才能がある人って、ちょっと「変人」ですよね!
私が最初にイメージする人は、東京藝大を卒業した坂本龍一です。
彼は、在学中、凄い才能があり過ぎて、みんなに教授と言われていたそうです。
私が学生時代、坂本龍一は、「不思議の国の龍一」と言うラジオのパーソナリティをやっていました。
素人の若者から送られて来た音楽演奏、歌のデモテープを聞いて、ぶった切る番組です。
その番組にデモテープを送った、今、歌手の槇原敬之のデモテープを批評したとき、「いい作品だけど、こんなレベルでは、とてもプロになれないよ!まさか、プロになりたいと考えてないだろう。」と言っていました。
その時、一緒にラジオに出ていた坂本龍一の奥さんの矢野顕子が、言い過ぎじゃないかとフォローしていたのが、印象的でした。
あまりにも厳しいコメントだったので、天才って、ドライを通り越して、ある種「変人」だと思いました。
大人になり、「凄い」と思える上司に何人も出会いました。
その人たちは、人の気持ちを大切にしていましたし、仕事も出来る方ばかりでした。
その方たちには、感謝をしていますし、今でも、一緒に仕事をしたいです。
「凄い」人にも、色々なタイプがあり、何が正しいのかわからなくなります。
私は、性格診断を受けるといつも芸術家に向いていると診断されます。
個人的には、他の人と比べてズレていても「凄い」と言われたいです。
でも、なかなか普通の枠からはみ出すことができません。
思ったことをはっきり物申すのは勇気が必要と思います。
でも、知っている芸術関係の人を観察してみると勇気は関係ないみたいです。
一見、わがままに行動したり、遠慮なく意見を言ったりしているように見えます。
最近、自分の感じるままに表現していることで、誰もに「凄い」と認められているのだとわかり始めました。
自分たちの価値観、常識で、何かを判断するのって、おかしなことだと思います。
「変人」だと思われるぐらいカミングアウト出来る正直な生き方を出来るようになりたいものです。
やっぱり、天才(変人)になりたい自分に気付いたので、今から、自分を受け入れることから始めます!
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