映画「グリーンブック」は、人衆差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部の物語。
黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手が、車のコンサートツアーの移動中、友情を深める実話。
キャストは、用心棒兼運転手のトニー・“リップ”・バレロンガをビゴ・モーテンセン、黒人ジャズピアニストのドクター・ドナルド・シャーリーは、「アリータ バトル・エンジェル」のマハーシャラ・アリがつとめる。
監督は、コメディー映画で有名な「メリーに首ったけ」のピーター・ファレリーがメガホンをとる。
作品情報
製作年 :2018年
上映時間 :130分
ジャンル :ヒューマンドラマ、コメディ
監督 :ピーター・ファレリー
キャスト :ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリニ etc
あらすじ
用心棒兼運転手のトニーは、黒人ジャズピアニストのシャーリーと車の旅に出発する。
トニーは、黒人嫌いでしたが、彼の音楽に惹かれて、次第に彼を受け入れいてく。
ささやかなコミュニケーションの積み重ねで、お互い、友情が生まれていきました。
作品を見て感じたこと(感想)
激しい人種差別を知らない私にとって、センセーショナルな映画でした。
題名のグリーンブックが何なのかも知りませんでした。
黒人が安全に旅をするためのガイドブックが、グリーンブックです。
差別が当たり前の時代、それにチャレンジし、自分の存在を明確にしようとするシャーリーの心の隙間をうまく表現された作品でした。
エマ・ストーンの「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を思い出しました。
自分の大義、自由や権利を獲得するために頑張る姿、とても共感しました。
普通に権利が守られている私達には、なかなか理解できないところもありますが、「正しい」にフォーカスする勇気をもらいました。
シャーリーがフライドチキンを食べるシーンがとてもコミカルで、シリアスなシーンを和ませてくれます。
恐る恐る食べて、その美味しさに気づいていくのは、微笑ましいですね。(実際は、黒人にとって、フライドチキンは大切な食事のようですが。)
コメディーなのに、すごく重いテーマの映画なので、ちょっとホッとしました。
でも、未だにコメディー映画とは、理解できていません。
このような過去の歴史をたくさんの人に伝えていく。
アカデミー賞をたくさん取りましたが、それだけでなく、たくさんの人に見てもらえる環境を作っていかないといけないと思いました。
歴史的に、道徳教育として、必要な映画はどんどん若者が触れていける世の中に変えていきたいですね!
実在のトニーですが、俳優になって、「ゴッドファーザー」で俳優デビューしたそうです。
何が縁なのかわかりませんが、彼の息子ニック・バレロンガは、この作品の脚本作家として参加しています。
映画の世界って、狭いのかもしれませんね。
グリーンブックって、白人からの迫害をかわすバイブルだったみたいです。
黒人は車を手に入れて、白人が利用する交通機関を使いたくなかったみたいです。
そのな時代があったこと、子供の頃、「ROOTS / ルーツ」を見て知っていましたが、目をそむけていました。
つらすぎることでも、目をそむけない勇気を持って、過去の事実を噛み締めていける正義感を大切にしていこうと思います。
まとめ
自分たちの権利を守るために、できることをする。
当たり前なことです。
でも、物が豊かになり、大事なものを忘れてしまっているかもしれません。
本当に満足をしているのでしょうか?
まな板の鯉かもしれませんね。
そうならないためにも、色々な映画を見たりして、今だけにフォーカスしないで、過去の事実にも目を向けて、「正しい」が何なのか考えていきたいですね。
この記事を合わせて読めば最強です!>>「映画をたくさん見ると効果が?心がスッキリして人生のお勉強になる?」
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ
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ジャンル: | コメディー、ヒューマンドラマ |
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アリータ バトル・エンジェル
悪人役のマハーシャラ・アリが、はまり役ですね。
AI時代を先取りする作品で、アンドロイドと人間の区別がなくなるかもしれない未来の映画です。
ジャンル:アクション、SF
監督 :ロバート・ロドリゲス
キャスト:ローサ・サラザール、クリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリetc