映画「みんなのいえ」は、新進気鋭のインテリア・デザイナーの設計したマイホームに夢を見る夫婦が、自分の父で、頑固な大工に建築をまかせるが、ありえないトラブルが続出。
キャストは、デザイナーは唐沢寿明、施主の夫婦に、田中直樹、八木亜希子、そして、職人肌の大工は田中邦衛がつとめる。
監督は、「ラヂオの時間」で、映画の新しいジャンルを提案した三谷幸喜がメガホンをとる。
作品情報
製作年 :2001年
上映時間 :115分
ジャンル :コメディ、ヒューマンドラマ
監督 :三谷幸喜
キャスト :唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子etc
あらすじ
主役の施主である飯島夫婦をそっちのけで、大工とデザイナーが、各立場のを考え、主張でバトルが始まります。
飯島夫婦は、お互いの意見のついつまを合わせるために、妥協の連続が続きます。果たして、無事に家ができるのか。
作品を見て感じたこと(感想)
自分のポリシーを貫き通し、自分の意見を曲げない二人が、お互いが純粋で、お互いの魅力を認め合うって、凄く良かったです。
普段の生活で、相手のことを素直に認めるって、なかなか難しいですよね。
みんな、自分が正しいと思ってますから。
この作品は、人と人との素直な心にフォーカスして、それの大切さ教えてくれました。
日々の生活って、なかなか正直になれなく、悔しい思いをすることが多いですが、それを代弁してくれて、スカッとしました。
でも、最後にはお互いを認めあい、尊敬するシーンは、最高ですね!
「ラヂオの時間」のように、現場の裏側をたくさん見せてくれると思っていました。
でも、そうではなく、心の葛藤が中心で、もしかしたら、物足りないかもしれません。
プロとして、どうあるべきかにフォーカスして、心の内側がわかりやすい作品です。。
頑固親父ではなく、プライドではなく、心意気を全面にだし、みんなが一つの作品を仕上げる。
気持ちのいいシーンたくさんあり、とても良かったです。
壊れたアンティークをみんなで修理するシーンは、お互いを認め合い、今までのわだかまりが溶けていき、お互いの力を全力で出し合って、お互いを認め合う場面が印象的でした。
最後のシーンで、お互いの作品を認め合う。スポーツマンが競技のあとに、握手をして、労をねぎらいます。
それに似てました。
それって、お互い、全力を出し切って、満足したのからかもしれません。
素敵ですね!
私は、妥協の多い職人ですが、もう一度こだわりたいと思いました。
やっぱり、職人は、職人ですもんね!
本気で打つかれば、相手に響く、それを教えてくれるいい作品ですね!
中途半端を辞めて、もっと、もっと、頑張ろうと思います。
まとめ
三谷幸喜監督の作品って、面白おかしく業界の裏側を見せてくれます。
新しい、映画のジャンルを作ったのかもしれません。
今回は、監督自身のマイホームを建てた時の、実体験をもとに、作られた作品らしいです。
実際に関わる人達の気持ちを、それぞれの立場で、コミカルにわかりやすく見せてくれて、とてもわかりやすのが、 魅力的ですね!
これからも、このような作品に触れていきたいと思いみます。
そうすれば、楽しく、色々な人の気持ちがわかるかもしれません。
「映画って、人生に必要なも」のと言う映画監督がいましたが、本当かもしれませんね!
「精神科医の樺沢紫苑」という著者のファンなのですが、この先生は、本は自分で売るものだと、断言されています。
三谷幸喜監督も、そのような考えだそうです。どんどん、メディアに露出して、売り込みをやったそうです。(現在は、痛々しいと言われて、自粛しているそうです。)当時としては、最先端だったかもしれませんね!
いいものを、みんなに、知ってもらう。
今までの、体制や仕組みにとらわれない姿勢を感じますね。
時代や常識にとらわれない、映画監督なのかもしれませんね!
映画が、時代に左右されるのは、いやなことですが、いいものをみんなに知ってもらうのは、いいことだと思います。
この記事を合わせて読めば最強です!>>「映画をたくさん見ると効果が?心がスッキリして人生のお勉強になる?」
合わせてみよう(関連作品等)
ラヂオの時間
他人事で考えると、心の底から笑える作品です。
でも、私は、あらゆる工夫で対応する技に、ワクワクしました。
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監督 :三谷幸喜
キャスト:唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦etc
ザ・マジックアワー
レトロ感があるセットに、かっこいい役者の村田大樹(佐藤浩市)が、うまく入りこみ、まるでミュージカルみたいな雰囲気が良かったです。
今までにあまりなかった映像で、新しいジャンルの映画みたいなところが印象的です!
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監督 :三谷幸喜
キャスト:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里etc