映画「Another アナザー」は、ベストセラー作家・綾辻行人の原作小説を映画化した、ホラー、ミステリー、サスペンスの融合作品です。地方に転校して、知り合った不思議な少女と出会ったことから、恐ろしい体験をすることに。
キャストは、主人公の榊原恒一は「管制塔」の山崎賢人、物語の鍵を握る美しい少女の見崎鳴は、「告白」の橋本愛がつとめる。
監督は、「オトシモノ」の古澤健がメガホンをとる。
作品情報
製作年 ：２０１２年
上映時間 ：１０９分
ジャンル ：ホラー、ミステリー
監督 ：古澤健
キャスト ：山崎賢人、橋本愛、宇治清高、井之脇海 etc
あらすじ
父親が海外に行っている間、主人公、榊原恒一（山崎賢人）が、祖父母に預けられることになりました。
榊原恒一は、何か、謎のあるクラスに転入することになります。
そこで、不思議な少女と接していくうちに、過去から続く謎を解明するために、一歩を踏み出していくことに。
作品を見て感じたこと（感想）
不思議な感じで、物語が始まり、基礎知識がないと、ドキドキが半減かもしれません。
一人ぼっちの少女（橋本愛）が、ひょうなことから、主人公の榊原恒一（山崎賢人）と出会い、何かを感じていきます。
そして、お互いを認め合うようになり、友達になっていきます。
そして、お互いを守るあうぐらいの友達になっていくのが、とても素敵でした。
原作を読んでいたので、独特の雰囲気が、怖すぎるでもなく、普通でもない雰囲気が、なんとも言えませんでした。
勝手な解釈ですが、「もう一人の死者」って、それぞれの視聴者が想像して、その人その人で違うことを、想像させる作品なのかもしれませんね！
恐怖って、人それぞれでイメージでかなりの部分が作られると、思います。
結局、何も解決しなかったこの作品は、何がしら、こころに残り、それが恐怖という形で、よくできたホラーだと思います。
「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」を思い出しました。
正直、この作品はこたえました。
自分の想像で、恐怖を増幅する、そして、終わりがない感じが、とても心がしびれる感じが似ていますね。
でも、主人公と、不思議な少女が、お互いを認め合い、助け合い、謎と戦う。
全てが解決したわけでわないけど、心地いい場面が、とても良かったです。
この作品は、人を信じること、クラスメートの一人一人に、試しているのかもしれませんね。
そして、最後まで信じたものが、生き残ってい行く。
残酷かもしれませんが、とても厳しい、試練をあたえたのでしょう。
何か難題があるときは、みんなで手を取り合える、仲間作りを出来るようになりたいですね！
この作品で、橋本愛の魅力を知りました。
彼女の「笑顔をみたい」と純粋に感じて。
個人的には、「リトル・フォレスト 冬・春」で、自分探しをしている彼女が大好きです。
人工物がなにもない自然の中で、当たり前の自然と共存しながら、自分と対峙していく。
色々なしがらみ、責任にまとわりつかれた、私みたいなサラリーマンには、必要なビタミンを与えてくれるとてもいい作品でした。
彼女とは、人にビタミンを与えてくれる映画で出会いたいですね！
まとめ
主人公の「橋本愛」の表情が、増えていくのが、とても印象的でした。
やっぱり、表情が増えるということは、その人の心の変化だと思うので、ある意味、自己成長なのかもしれませんね！
「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」とかぶりました。人の心に存在する恐怖、それを匠にあやつって。
人の心って、単純ですね。楽しいこと、恐ろしいこと、自分の視点で、全てが決まってしまう。ある意味恐ろしいです。
でも、それを逆手にとって、自分をコントロールできれば、簡単に、なんでもできるようになるかもしれません。
昔、一緒に仕事をしていた人に、学んだことがあります。
それは、「感情を１００％犠牲にして、有利なことを優先する」です。
自分には、まだ、出来ませんが、そんな自己成長のキーワードを、教えてくれた気がします。
この記事を合わせて読めば最強です！＞＞「映画をたくさん見ると効果が？心がスッキリして人生のお勉強になる？」
合わせてみよう（関連作品等）
リトル・フォレスト 冬・春
自然の中で、本当の自分を見つける、とっても、とっても素敵な作品です。
生活に疲れた方に、おすすめです。
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監督 ：森淳一
キャスト：橋本愛, 三浦貴大, 松岡茉優etc
告白
緊張する作品です。
生徒と教師が戦う、極端ですが、今の教育現場が戦場になっていることを伝えたかったのかもしれません。
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監督 ：中島哲也
キャスト：松たか子、木村佳乃、岡田将生etc