映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、一流レストランの元総料理長がフードトラックで、アメリカ横断の旅をする。
コメディでありなが、ハートフルな子供とのコミュニケーションで父性を感じる作品。
「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローが製作・監督・脚本をするだけでなく主演し、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモらが脇を固める。
作品情報
製作年 :2014年
上映時間 :115分
ジャンル :コメディ、ヒューマンドラマ
監督 :ジョン・ファヴロー
キャスト :ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ etc
あらすじ
一流シェフ・カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は、レストランのオーナーや食の評論家の対応に我慢できなくなり、お店を辞めてしまう。
仲間や家族のたちの協力えて、ロサンゼルスへ向けて旅をしながら、フードトラックでサンドイッチの移動販売はじめる。
作品を見て感じたこと(感想)
職人肌のシェフが、SNSに翻弄されながら、子供との絆を深める作品でした。
一見、自分の窮地に、子供が活躍するほのぼのとしたストリーです。
でも、落ち着いてみると、ソーシャルの恐ろしさを教えられました。
自分の正直な発言が、拡散して、どんどん自分を追い詰めていく。
昔は、どんな発言をしても、一部の人にしか広がらなかったです。
でも、一晩で、すごい人数の人に知れ渡ってしまいます。
私も、facebookで、ちょっとした発言で、思わぬ反応がありました。
ソーシャルでの発言は、テレビでしゃべるような気持ちでやらないといけないことを理解しました。
「美味しいもので、人を幸せに出来る」仕事だと、シェフの父親が子供に話すシーンがありました。
とても、父性を感じ、いい規範だと思います。
何か、子供に自分の生き様を示すって、素敵ですね!
私も父親なので、自分の子供達に響く生き方を目指していこうと思います。
「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー自身が制作・監督・脚本・主演を努めています。
とても興味深いですね。
映画の中で、本当の自分を演じたかったかもしれませんね。
また、すごい人がいっぱい出ているので、それを探しながら見るのも面白いかもしれません。
私は、事前の知識がなかったので、あれあれと、見てしまいましたが。
「カメラを止めるな」みたいに、作品の中に、監督自身の思いを演じられた作品は、なにか心に響きます。
やっぱり、本当に作りたいものを作品にすると、心に響くだけでなく、面白いですね!
まとめ
監督のジョン・ファブローは、本当の自分の映画を作りたかったと思います。
「仕事」になると、色々な制約があり、自分をカミングアウト出来ません。
私も、自分が納得する方向性、やり方に対して100%満足していません。
また、仲間を説得できなく、どこか妥協した作品(仕事)をしています。
彼は、自分の地位を確立して、やりたいことをしていて、羨ましいです。
日本の監督だと、「北野武」がそうなのかもしれません。
彼は、映画を作るために、お笑いの仕事をしているそうです。
何かを実現する為に、自分の気持と違った行動をするのが、大人の世界なのでしょう。
この記事を合わせて読めば最強です!>>「映画をたくさん見ると効果が?心がスッキリして人生のお勉強になる?」
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