映画「惡の華」は、累計発行部数300万部で、テレビアニメ化もされた、「スイートプールサイド」や「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の押見修造のコミックを実写映画化!
キャストは、春日高男を「犬猿」、「ルームロンダリング」、「ういらぶ。」の伊藤健太郎、「Diner ダイナー」、「地獄少女」の玉城ティナがつとめる。
監督は、「片腕マシンガール」の井口昇監督がメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 127分 |
ジャンル: | 青春 |
監督 : | 井口昇 |
キャスト: | 伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 飯豊まりえ 北川美穂 etc |
女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルを19年2月に卒業した玉城ティナは、「Diner ダイナー」、「地獄少女」と映画で大活躍です。
「やり切れなさやモヤモヤした気持ち、自分の居場所はここではない病ってすごくわかる」と彼女は共感しながら演技をしたそうです。
個人的には、幸せを演じる彼女をみたいですが。。
「Diner ダイナー」で、自分を受け入れて、輝く生活を歩み始めたシーンが心地よかったです。
あらすじ
地方都市に住む、中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、父に勧められたボードレールの詩集「惡の華」を大好きになる。
どこか息苦しい日常をやり過ごしていたある日、憧れていたクラスメイト・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を、わけもわからないまま盗んでしまう。
それを、クラスの問題児・仲村佐和(玉城ティナ)に目撃され、秘密にしてもらう為、彼女とある“契約”を結ぶことになる。
この日から仲村に支配される春日は、彼女の変態的な要求により絶望を知り、自我が崩壊していく。
やがて「惡の華」への思いに似た刺激を仲村と重ねはじめ、2人は夏祭りの夜に自分たちの未来を。。
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)
生きていくことの難しさ、それに悩む少年少女が、苦しんでいる作品でした。
結構、重い作品ですね。
彼らは、それぞれの思い、許せること許せないことと真面目に対峙したのかもしれません。
この作品は、色々な寄り添いで、それぞれの思いを受け止めて、各々が成長していくのが良かったです。
主人公の青春を、絶望と欲望で満たす、ヒロイン仲村佐和は、凄かったです。
コンプレックス、モヤモヤの全て、思春期の少年の醍醐味を契約「主従関係」で奪うのは、とても恐ろしく思いました。
春日高男(伊藤健太郎)の行動、思いは、全て健全な男子だったのに、正直で真面目な彼にとって、一度の変態行為で、地獄へ落ちてしまいます。
ある種、教育?しつけ?恐ろしい追い込みでした。
惡の華 original motion picture sound track
大頭視聴覚 (2019-10-04)
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当たり前を素直に受け入れれない苦しさ、経験がないので理解することは出来ません。
他の仲間と共感が出来ないのは、少し悲しく思いました。
誰かを好きになり、イチャイチャするのは、恥ずかしくないし、思春期の大切な思いでになると思います。
もしかしたら、彼、彼女は完璧主義で、何もかもが100%でないと許せないため、相手を受け入れられなくて、自分の居場所がなくなったのかもしれませんね。
その延長に、生きるのが辛くなり、全てを否定してしまい。。
彼女は、なぜ、彼の死を望まなかったのでしょうか。
やっぱり、どこか寂しくて、彼と共存してしまったのだと思います。
そして、当たり前の人の気持ちを感じてしまった。
彼女自身が自分の生き方を否定してしまう瞬間だったと思います。
そして、最後に再会をした時、「もう来るなよ」と言います。
それは、彼女自身が、暗く辛い思春期を、明るい未来に一歩前に進めた瞬間でした。
自分の本当の気持ちに気づいたのだと思います。
この作品は、アンダーグラウンドの世界をさまよう純粋な若者が、思いっきり暴れまわった後、本当の自分に気付き始めるストーリーでした。
でも、自分の体験と程遠いので、理解するのに時間がかかりました。
まとめ(おすすめ・考察)
自分の正しいを突き進むのは、自己中心?
思春期の気持ちを正直に受け入れて、素直になるのは、素敵なことだと思います。
ド派手に人に迷惑をかけるのは、まずいと思いますが、一生懸命に自分らしく生きることが出来なければ、他の人の気持ちを受け入れられないと思います。
仲村佐和は、思いっきり自分の思う通りに行動したから、彼女のトンネルの出口を見つけることが出来たと思います。
中途ハンバをしていない彼、彼女は、本当の素直な自分に近づけたと思います。
自分も、妥協しない本当の自分に近づくために、「本気」をキーワードに頑張りたいです!
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