ホアキン・フェニックスの「ジョーカー」

アメコミではない本物の狂気とは!映画「ジョーカー(あらすじ・感想)」おすすめ!

  • 2019年10月7日
  • 2020年7月19日
  • 映画

 

映画「ジョーカー」は、コメディアンを夢見る、真面目で真っ直ぐなアーサー(ジョーカー)が、なぜ自分を抑えられなくなり悪魔に魂を売ってしまったのか?

今まで、アカデミー賞を手にしたジョーカーの役柄の意味は?

私たちに、何か大切なものを考えさせる作品です。

それによって、ヴェネツイア国際映画祭で最高の賞にあたる金獅子賞を受賞しました。

キャストは、これまでジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレット・レトが演じてきたジョーカーをホアキン・フェニックス、「キング・オブ・コメディ」、「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロ、「デッドプール2」のザジー・ビーツがつとめる。

監督は、「ハングオーバー!」シリーズなどコメディ作品が多いトッド・フィリップスがメガホンをとる。

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作品情報

製作年 :2019年
上映時間122分
ジャンルサスペンス
監督  :トッド・フィリップス
キャストホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
ビル・キャンプ
フランセス・コンロイ etc

 

「ザ・マスター」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」などのホアキン・フェニックスが本気で、この作品に挑みます。

役作りで、24Kgも減量したそうです。凄すぎます。

 

トッド・フィリップス監督は、「キング・オブ・コメディ」、「タクシードライバー」をリスペクトしていて、この作品を見る前にみると、より楽しめます。

この作品にリスペクトされた作品に出演したロバート・デ・ニーロが、今回の作品出るのは、意味あることだと思います。

 

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あらすじ

「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という愛する母の言葉に応えるために、大道芸人をしながら、コメディアンを目指すアーサー(ホアキン・フェニックス)。

しかし、コメディアンとして笑顔を人々に伝えようとしていた彼が、狂気・殺戮を繰り返す邪悪な心を持つ悪人へと変貌していく。

苦し過ぎる過激な事実がが明かされる!

 

 

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社会が悪いのか?作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)

真面目に成功を夢見るアーサー(ホアキン・フェニックス)がなぜ、ジョーカーになってしまったのでしょうか?

子供らの暴力、カウンセラーの無視、同僚の裏切り、愛する母親の本当の真実、理不尽な社会によって、彼の無力が凶器に変わります。

心の拠り所を全て失った彼は、刃物のような凶器になるしかなかったのかもしれません。

普通の幸せな人々からすれば異常なことかもしれませんが、追い込まれ、自分を抑えられなくなった彼だけをせめて、解決できるのでしょうか?

この作品は、私たちが理解できない苦しみをストレートに教えてくれました。

 

全ての希望を失った彼は、どうすればよかったのでしょうか?

社会の仕組みまで、彼の希望を奪います。

アーサーのあこがれのテレビ司会者のマーレイ・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)も、彼を商業目的に利用します。

彼は、心の依り何処を、一つ、一つと失っていきます。

苦しすぎて、息が出来なくなりそうでした。

 

 

アーサーは、病気のため、発作が起きたら笑いを止められません。

それを見て、他の人は、気持ちが悪い、近寄りたくないと思います。

また、それによって人を腹立たせて、危害を加えられたりします。

 

愛する母が自分を虐待、それによって、彼は傷が増えていった。

それによって、彼女の言葉が信じれなくなり、自分の拠り所を失います。

絶望の彼は、何をすればいい、誰か助けてあげて、心のそこから祈りました。

 

心の隙間、空虚、それによって、自分の心が疲弊していきます。

生きていくことの希望が絶望に変わり、自分を傷つける人を許せなくなり、自分をコントロールすることが出来なくなります。

彼は自分を、悲劇ではなく喜劇と思うようになります。

見ているだけなのに、本当に息ができなくなるほど苦しい映画でした。

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まとめ(おすすめ・考察)

母の愛が、アーサーの光だった。でも、それは、間違っていた?

彼の光、拠り所を失った彼の気持ちを考えると胸が張り裂けそうです。

真面目に頑張るのって、何か意味があるのでしょうか?

何かにすがって、生きていくことなのでしょうか?

不運を受け入れて、それが普通と感じていれば、落ち込まないし悲しまない。

何も知らないことが幸せ、生きるって難しいことを投げかけられた作品でした。

 

 

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また、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪を、少なくしていった。

しかし、ジョーカーと名乗る謎の愉快犯が現れ、また、異常で、狂気な街へと。

最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を使いながらも、信じるものすべて、そして孤独と戦うことになる。

 

ジャンルアドベンチャー
アクション
監督  :クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー
アーロン・エッカート
ゲイリー・オールドマン etc

 

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