池井戸潤の七つの会議で正義を語れ

映画「七つの会議」(あらすじ・感想)会社との距離・付き合い方?

  • 2019年3月18日
  • 2020年9月28日
  • 映画

「七つの会議」は、「半沢直樹」シリーズで有名な池井戸潤のミステリー小説を映画化。

トップセールスの坂戸とぐうたら社員の八角のいざこざから、坂戸に厳しい処分がくだされる。その後、八角に関わったものは、次々と、難解のトラブルに巻き込まれていく。

監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」などの池井戸ドラマを作った、福澤克雄。

主役の八角民夫は、サラリーマンと縁がない風貌の野村萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也など池井戸ドラマで見慣れた顔ぶれが集結。

スポンサーリンク

作品情報

製作年 :2019年
上映時間119分
ジャンルヒューマンドラマ
ミステリー
監督  :福澤克雄
キャスト野村萬斎
香川照之
及川光博
片岡愛之助 etc

 

スポンサーリンク

あらすじ

結果主義の東京建電では、坂戸がトップセールスマンとして君臨したいました。

彼は、ぐうたら社員の八角を疎ましく思っていました。

そして、遂にパワハラ問題でトラブルになるが、坂戸は左遷させられ、いつも2番手の原島が代打で課長になる。

営業事務の浜本は、坂戸の処遇に疑問を持ち、原島といっしょに、八角のことを調べてみると、思いもよらない事実がわかってきました。

八角に関わった者は、皆、どこかの部署に飛ばされていた。

八角の秘密は何か、原島と浜本は探り始める。

 

スポンサーリンク

作品を見て感じたこと(感想)

サラリーマンって、辛いですね。

「働き方改革」を唱えている時に、こんな映画をぶつけてくるって、いい感じですね。

社員として、何に納得して、何に物申さなければならないのか、考えさせられました。

八角みたいに、ぐうたら社員になれる度胸が欲しいですね。

 

「社畜」という言葉がありますが、僕は、会社に何も物申す事ができないことだと思っています。

今後のライフプラン、キャリアプランを鑑み、今、何をし、何を物申す。

それができれば、「社畜」になることはないでしょう。

でも、こんなに「社畜」と言う言葉にフォーカスされているのでしょうか?

会社の要求をこなせば幸せになれる?そんな神話はなくなりましたし。

わからないことだらけです。

 

不満を抱えながら、ブラック企業に働くひとも、たくさんいます。

プラス思考で考えると、どんな仕事でも、何か経験がつめて、自分の財産になるものがあると思います。

個人的には、どこかゆがんでいるように感じます。

この作品は、個人と会社の距離感を教えてくれる面白い映画だと思います。

私は、基本的に会社とは距離を置いている方です。

その為、同僚がなぜ、そんなに頑張るのか、わからない時があります。

みなさんは、いかがでしょうか?

 

八角は、会社の為に、自分の為に、頑張りまくって、事故が起きてしまいます。

それを背負い切れなくなり、ぐうたら社員になってしまいました。

でも、正義、その時の教訓、苦しみは、彼の心に刻まれて、人として正しい道をチョイスする。

かっこいいですね。

自分もそうなりたいですが、できそうにありません。

 

この作品の原作は、現代に起きている問題、サラリーマンから聞いた実話をヒントに作られた小説だそうです。

どこの会社も、問題があると思います。

そして、社員、会社と立場が違うので、どうあるべきかが違います。

何が正しい、何が間違っているのかわからなくなる時があります。

時々、自分だけが自己中なのかと思ってしまいます。

できるだけ、たくさんの情報を整理して、正し判断が出来るようになりたいですね。

 

スポンサーリンク

まとめ

池井戸潤は、売れる本を書いているのか?それとも、メッセージなのか?

映画やテレビを見たり、小説を読んだりしたあと、考えることがあります。

普段の生活でありえないようで、有り得そうです。

全てをリアルとして受け入れるのは危険だと思いますが、事故防止の大切なヒントになります。

たくさんの情報を入手して、対応することは大変なことです。

でも、事故が起きてしまえば、莫大な時間とコストが発生します。

その為にも、できるだけ、正しい情報をゲットして、正しく判断していきたいですね。

また、大人として、立場や状況で有利不利を判断したくないものです。

 

映画好きの経理スペシャリストのブログ

映画をたくさん見ると、色々な事が見えてくるときがあります。 一人の主人公に、フォーカスして、その人の人生、成長、困難の克…

 

映画好きの経理スペシャリストのブログ

映画解説「MIHOシネマ」は、私の大切な未来と過去の私の映画図書館です! MIHOシネマ(未来と過去の私の映画図書館です…

 

スポンサーリンク

合わせてみよう(関連作品等)

空飛ぶタイヤ

 

 

「空飛ぶタイヤ」では、会社が、製品の不具合を隠蔽します。

それに巻き込まれた、被害者たちを救うために、真実が暴かれていきます。

「七つの会議」とは違った角度で楽しめると思います。

Amazonプライムですと、無料で見ることが出来ます。

 

ジャンルドラマ
サスペンス
監督  :麻生学
鈴木浩介
キャスト仲村トオル
田辺誠一 etc

 

県庁の星

 

 

「県庁の星」では、各セクションで、それぞれの立場で、正しい仕事が違う。

でも、本当の主役を考えると、正しい仕事はなんなのか、それを教えてくれるいい作品です。

Amazonプライムですと、無料で見ることが出来ます。

 

ジャンルドラマ
コメディ
監督  :西谷弘
キャスト織田裕二
柴咲コウ
佐々木蔵之介 etc

 

スポンサーリンク

チェックはこちらからどうぞ

MIHOシネマ(未来と過去の私の映画図書館です)

映画.com(映画の情報集めにおすすめです)

Yahoo!映画(辛口レビューが面白いかもしれません)

ウィキペディア(作成秘話等の作品の裏側が見えてきます)

YouTube(やっぱり、動画がわかりやすいですね)

池井戸潤の七つの会議で正義を語れ
最新情報をチェックしよう!