映画「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」は、2018年度・新語・流行語大賞でベスト10、Twitterの世界トレンド1位になるなど社会現象になった、ドラマ「おっさんずラブ」の劇場版作品です。
映画では、ドラマの最終回で結ばれた田中と林に沢村と志尊が参加して、吉田も含めた複雑な五角関係に発展してしまう?
ドラマ「おっさんずラブ」の演出をした瑠東東一郎と脚本の徳尾浩司が新たな作品に参加し、劇場版の監督を瑠東東一郎、脚本を徳尾浩司がつとめる。
キャストは、ドラマから続投の、田中圭、林遣都、内田理央、新たに、志尊淳、沢村一樹、お笑いコンビ「おかずクラブ」のゆいPが加わる。
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 114分 |
ジャンル: | コメディ ラブストーリー ヒューマンドラマ |
監督 : | 瑠東東一郎 |
キャスト: | 田中圭 林遣都 内田理央 吉田鋼太郎 金子大地 伊藤修子 児嶋一哉 沢村一樹 志尊淳 etc |
田中圭は「ファンの方が僕ら以上に盛り上げてくれて、映画化というプレゼントをもらった以上、倍返ししなきゃと思っていた。キャストもパワーアップし、いい形で恩返しができた」と自信を持って、ファンにとって、最高の映画を送ってくれました。
吉田鋼太郎は「単発ドラマから始まって、今、夢のような段階にいる。その中心にいるのが田中圭」と田中圭を最高の出演者と掲げ、最高の作品と語る。
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あらすじ
天空不動産第二営業所の春田創一(田中圭)は、同僚の牧凌太(林遣都)と営業部長の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に思いを寄せられる。
苦しい選択をして、春田は牧と付き合うようになった。
それから1年後、春田は上海から戻ってくる。
天空不動産本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」が、無理難題を。
その「Genius7」メンバーには、本社に異動した牧がいた。
春田は牧から何の話も聞いていなかったので、戸惑いを隠せなかったが、それだけではなかった!
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)
恋って、誰に対しても、相手が同性でも、関係がないのですね?
素直になるのって、ちょっと怖いような気がしますが、この映画を見ると、誰もかもが正直になる勇気をもらえます。
相手のために、自分が何をどう行動する、相手の気持ちをどう理解する、当たり前だけど、なかなか出来ないことをいっぱい教えてもらいました。
好きな人を思うことは、切ない、でも、思うことの大切さを男同士で、コミカルに描かれているのは、すごく身近に感じました。
好きになってしまったら、その人の行動全てが気になります。
どうしょうもありません。
そんな当たり前がいっぱい、描かれています。
誰かを好きになった時、何もかもが気になりすぎて、何も出来ない自分が遠慮の塊になることが、恥ずかしく感じました。
この映画で、「欲張るのが一番」と言うシーンがありますが、これが大切なのでしょうね!
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山田正義(志尊淳)は、お兄さんの誕生日に、ひどい言葉を言ってしまう。
その日、お兄さんが事故で亡くなってしまいます。
大切な人に、大切な日に、ひどい事を言ってしまい、その後、その人を失うって、とても辛いですよね。
春田創一(田中圭)は、それを聞いて、牧凌太(林遣都)の存在がどんなに重要なのか気付きます。
春田が、牧の家に、お見舞いに行くと、牧の父親に、息子と別れてくれと言われ、悩みます。
今度は、牧の母親が来て、「2人のことは2人で決めたらいいのよ」と励ましてくれます。
とても、リアルなシーンだと思いました。
自分の家族が、もし、同じ状況になったら、どう判断するでしょうか?悩みますね。
正直、なってからでないとわかりませんが、後者の母親みたいな親になりたいですね!
純粋な思いがあれば、立場、性別、そんな物は関係ない、今までの常識がなくなる時代となり、スタイルが変わり始めているのでしょうか?
ただ、素直に自分の気持を相手に伝える、それだけで、何もかもがかわる!
とても素晴らしい時代になりました。
SNSが、それの象徴だと思います。
自分の思いを発信すれば、誰か知らない人が、応援してくれたり、友達になったりします。
この作品は、自分をオープンにしたり、正直に生きることに、勇気を与えてくれるホットな映画でした。
まとめ(おすすめ・考察)
新しい時代、新しいスタイル、新しい文化、追いつくのが大変な変革な時です。
最近、「ボヘミアン・ラプソディー」、「ロケットマン」、「バトル・オブ・セクシーズ」のようにカミングアウトすることに苦悩する作品が多いように感じます。
この映画は、そのカテゴリーの日本版の代表作品になるかもしれませんね!
性ということではなく、正直な自分の思い、自分というオンリーワンの個性をお互いが認め合う素晴らしい世界のスタートだと思います。
日本人の美徳で、「自分の気持ちをストレートに表現しない」がありますが、これはもう時代遅れなのかもしれません。
こんな映画をいっぱい鑑賞して、世界の常識、自分の常識を正しく理解し、何が正しいのか、何が自分らしいのかがわかる大人になりたいものです!
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キャスト: | エマ・ストーン スティーヴ・カレル アンドレア・ライズブロー etc |
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最後まで、サプライズを期待しても、決して裏切らないのが良かったです。
歌い続けることで、彼女らの下手くそなコミュニケーションを解決するステキな作品です。
ジャンル: | 青春 音楽 ラブストーリー |
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キャスト: | 小松菜奈 門脇麦 成田凌 etc |
映画「さよならくちびる」は、お互いがいを大切にしたい、でも、コミュニケーションが下手くそな彼女たち青春の素敵なストーリー…
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