映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、シャロン・テート事件をモチーフに、 クエンティン・タランティーノ監督が当時の雰囲気、時代をCGなどを使わないで、リアルに再現する！
1969年にハリウッド界を恐怖に陥れた事件が起こります。
有名映画監督であるロマン・ポランスキーの妻のシャロン・テートが、カルト集団に誤って殺される、それにリンクするかたちで描かれます。
キャストは、リック・ダルトンをレオナルド・ディカプリオ、クリフ・ブースをブラッド・ピット、シャロン・テートをマーゴット・ロビーがつとめる。
作品情報
| 製作年 ： | ２０１９年 |
| 上映時間： | １５９分 |
| ジャンル： | サスペンス |
| 監督 ： | クエンティン・タランティーノ |
| キャスト： | レオナルド・ディカプリオ ブラッド・ピット マーゴット・ロビー エミール・ハーシュ マーガレット・クアリー etc |
タランティーノ監督は、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットの二人にオファーして、二人とも快諾してもらえると思ってなかったので、すごく感激したそうです。
彼らは、監督が１０作撮ったら引退と宣言しているので、それを知っていたのかもしれませんね！
この作品は、時限爆弾みたいに事件当日までの時間が流れていきます。
前半は、リック、クリフ、シャロンの私生活を、のんびりと描かれます。
そののんびりが、事件当日の１３分のシーンを盛り上げてくれます。
それにプラスして、時代背景、事件の内容を知っていると、感動をさらに盛り上げてくれること間違いありません。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック
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あらすじ
ベトナム戦争反対運動などで、右上がりだった経済が、右下がりに、それとともに、いろいろなことが起きます。
そんな変化に敏感な若者に根付いたヒッピー文化？、ブラックパワーならぬ公民権運動、ウーマンリブなど、社会に不満や反発を思う人たちの動きが活性化した時代に。
俳優たちには、みんなが楽しむ映像のカテゴリーに変化が起きて、大変なことになります。
リックやクリフもその時代の変化に巻き込まれ、そんな時、有名な監督がご近所さんに引っ越して来ます。
ほのかな期待をしますが。
時代が彼らを必要としなくなり、苦悩することに！
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作品を見て感じたこと（ネタバレ・感想）
時代が移り変わり、必要とされなくなったリック・ダルトン（レオナルド・ディカプリオ）は、苦悩するだけで、何も解決できません。
私も、年をとるにつれて、仕事のハードルがどんどん上がり、苦しい思いをしています。
内容は違いますが、とても共感しました。
彼は、親友のクリフ・ブース（ブラッド・ピット）と幼い女優の子の言葉に支えられ、自分を取り戻すことが出来、頑張り通すことが出来ます。
本気、プロフェッショナルとしての覚悟で、彼がリボーンしていくのは、心が揺さぶれました。
まさか、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットのようなヒーロー的な人に、どん底から這い上がることを教わるとは思いませんでした。
ぜひ、落ち目になりそうな人に、見てもらいたい作品です。
今まで生きてきた環境がなくなる。とても、怖いことですね！
今の世界って、ものすごいスピードで、変化しています。
インターネット上のデシタル情報量は、２０年前と比べると５千倍に増えているそうです。５年前と比べても、数倍になっています。
でも、リックは、現場で、普遍的な純粋な子供の気持ちに触れ、本質に気付き勇気をもらいます。
とても、感動的なシーンでした。
この作品で、彼は、何度も涙を流します。映画「ロケットマン」を思い出しました。
自分との戦い、それを親友が支える、回りの人が彼を認め応援するのは、とても感動してしまいました。
冒頭、インタビューシーンで映画が始まります。
懐かしく、映画らしいスタートです。でも、これって、時代に左右されない当たり前のシーンですよね！
この映画は、過去の映画をリスペクトして、それをたくさん盛り込まれています。
古き良き時代、普遍的な心の営み、それを全て出し惜しみなく表現してくれました。
リックは、自分の演技がうまう出来なくて自分を責めます。本気度、プロ意識が凄い俳優だと思いました。
常に、自分が素晴らし演技をしないといけないと頑張る姿は、誰にでも勇気を与えてくれると思います。
それを乗り越えて、回りの人達にエクセレントと言われ涙する姿は、今、思い出すだけでも胸が熱くなります。
落ち目の俳優が、立ち直っていく。
友情、純粋な子供の感謝の気持ち。
リックって、幸せですね。
でも、当然なぐらい苦しんだと思います。
なぜなら、彼は、どんな状況でも、プロフェッショナルとして、自分と戦っていました。
彼の苦悩は、ハリウッドが時代の変化についていけないのと同じだったのだと思います。
私達から見れば、ハリウッドは、華やかな世界にしか見えませんが、実は戦場なのかもしれませんね！
スペシャリストして、常に進化をしていくのは、誰もが必要なことだと思います。
頑張り続けることが、未来を開く、そっとそれを教えてくれた作品ですね！
まとめ（おすすめ・考察）
ラストの１３分は、映画「キル・ビル」みたいに緊張しました。
ドラックを服用している時に、襲撃され、どうなるのか心配でしたが、クリフの犬が大活躍します。
とても、激しいシーンで、今までが静寂過ぎて、とてもビックリです。
好みが別れるシーンでしたが、タランティーノ監督らしいバイオレンスでした。
この作品は、「if」がテーマになっているのかもしれません。
シャロン・テート事件をなかったことにしたい、そんなみんなの気持ちを代弁してくれたのかもしれません。
映像って、自分の思い通りに作ることが出来ます。
そして、誰もをハッピーにするのは、映画の醍醐味ですね。
エンターテイメントといえば、かっこいいですが、心の叫び、望みを叶える作品は、大切です。
正直な思いが大切にフォーカスしたとびきり純粋な作品でした！
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| ジャンル： | アクション |
| 監督 ： | クエンティン・タランティーノ |
| キャスト： | ユマ・サーマン デヴィッド・キャラダイン ダリル・ハンナ ルーシー・リュー etc |
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| ジャンル： | アクション ファンタジー |
| 監督 ： | スコット・デリクソン |
| キャスト： | ベネディクト・カンバーバッチ キウェテル・イジョフォー レイチェル・マクアダムス ベネディクト・ウォン etc |
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