映画「マレフィセント2」は、ディズニーが贈る本当のおとぎ話です。
ウォルト・ディズニーアニメ「眠れる森の美女」(1959)で、オーロラ姫に呪いをかけた妖精マレフィセントは、誰もが知っている有名な物語ですが、彼女の生き方や真実の姿を誰も知りません。
人間の邪悪な心、欲によって、彼女は傷つけられるが、純粋で愛らしいオーロラ姫と生活する内に、彼女の心が癒やされていく。。
その最愛の娘が、愛する人と結ばれるが、その彼の母親・イングリス王妃は、妖精に対する蟠りを持っていたことで、二人の愛が邪魔されることに!
キャストは、マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫がエル・ファニング、イングリス王妃がミシェル・ファイファー、フィリップ王子がハリス・ディキンソン、ディアヴァルがサム・ライリーをつとめる。
監督は、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のヨアヒム・ローニングがメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 118分 |
ジャンル: | ファンタジー アドベンチャー アクション |
監督 : | ヨアヒム・ローニング |
キャスト: | アンジェリーナ・ジョリー エル・ファニング ミシェル・ファイファー ハリス・ディキンソン サム・ライリー etc |
ディズニーアニメ「眠れる森の美女」(1959)の中で、オーロラ姫に呪いをかけた妖精マレフィセントを知らない人はいないでしょう。
今までの作品からのイメージは、邪悪な彼女の姿しか見ることがなく、生い立ち、人間との触れ合いは、語られることがありませんでした。
それをモチーフに、映画「マレフィセント」が作られました。
前作で、優しくピュアな少女・オーロラ姫が、愛する人の裏切りで、初めて憎しみを覚えたマレフィセントによって、呪いをかけられます。
マレフィセントが、オーロラ姫のステキな笑顔で、愛を取り戻していくストーリーは、彼女のイメージを大きく変え、共感で心を潤してくれました。
アンジェリーナ・ジョリーは、「自分の子どもたちを楽しませようと想像ながら演じた」とコメントしています。
今回の作品も、子供たちへの特別な思いが強い彼女の演技は、とてもアグレッシブでしたが、女性らしい繊細さで、私たちを作品の中に連れて行ってくれます。
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あらすじ
育ての親・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)とオローラ姫(エル・ファニング)は、恋愛でも血の繋がりでもない「真実の愛」を見つけてから数年の月日が流れます。
森の中で偶然出会った二人のオローラ姫とフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)は、心を交わしていき結婚することになりますが。
婚礼の日に、フィリップ王子の母イングリス王妃(ミシェル・ファイファー)が、過去のトラウマから、妖精たちに罠を仕掛けようとします。
それによってマレフィセントとオーロラ姫の絆が壊れそうになります。
育ての親と娘の真実の愛が試されることになり、お互いが苦しみ乗り越える物語です。
親子愛が心を揺さぶる!作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)
母の愛、娘の愛、それが少しづつ近づくのは、とても心が暖まりました。
マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、人間の邪悪な欲によって、傷つけられ恐ろしい魔女となってしまいました。
でも、幼い、ピュアなオローラ姫(エル・ファニング)によって、人の心を取り戻していき、二人の距離が縮まるのは、見ていてホッとします。
マレフィセントにとって、オローラ姫が愛した、フィリップ王子(ハリス・ディキンソン)と結ばれるのは、とても嬉しい反面、とても辛かったと思います。
その為、なかなか祝福することが出来なく、心の整理に時間がかかったと思います。
この作品は、親と子が、本当の絆を深める、そんな暖かいだけでなく素朴な作品です。
オローラ姫が、人の貪欲な欲で、犠牲者になりますが、それがきっかけでマレフィセントを大好きになります。
マレフィセントも彼女のことが大切で、ずっと今のままを望みます。
でも、オーロラ姫が巣立つ時がやってきて、複雑な気持ちになりますが、彼女の気持ちを最優先するのは、誰しもが共感出来ます。
特に、マレフィセントが、笑顔を作る練習するシーンは、笑えますが、心がほっこりします。
フィリップ王子の父・ジョン王が、イングリス王妃によって、呪いをかけられ、それをマレフィセントのせいと勘違いされます。
そして、オローラ姫とマレフィセントとの間に溝が出来て、お互いが悲しむのはとても辛かったです。
イングリス王妃が、マレフィセントを倒したあと、オローラ姫が涙を流すのはとても辛く、このあとどうなるか心配でした。
でも、マレフィセントは戻ってきて、オローラ姫を救うのは、感動的でした。
日本的に考えれば、子供を残して先立った母親が成仏出来ない。そんな母親の力を感じました。
人を愛する、人を信じるのは、本当に難しいことだと思います。
信じる者に裏切られ、翼を奪われ、マレフィセントは、人間を許せなかったと思います。
でも、オローラ姫にかけた呪いを後悔し、誰かを不幸にした過ちに気付きます。
そして、人を愛し、信じることの大切さを理解します。
オローラ姫によって、マレフィセントは、苦しいことを乗り越え、彼女を幸せにする為に、全てを捧げる。
ベタなストーリーでしたが、母親と娘がハッピーエンドになる、ステキな作品でした。
まとめ(おすすめ・考察)
何故、妖精と人間が幸せに共存出来ないのでしょうか?
人間は、何かリスクを感じると恐怖を抱き、争いをしてしまします。
マレフィセントのアンジェリーナ・ジョリーの鋭い瞳は、それらを冷静に見つめて、全てを受け入れた感じが印象的でした。。
前作では、ステキなおとぎ話の裏側を暴露して、センセーショナルな物語でした。
今作も、ありもしないデマで、マレフィセントを苦しめます。
人間の邪悪な思いによって、広められた噂で。
この作品では、「真実を知りなさい」、そんな大切なメッセージを感じました。
最近は、実写化、CGなどでリメイクが多いディズニーですが、この作品は、人の心に「正しい」ことは何か、大切なことをを教えてくれました。
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キャスト: | カトリーヌ・ドヌーブ ジュリエット・ビノシュ イーサン・ホーク リュディビーヌ・サニエ クレモンティーヌ・グルニエ etc |
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