マット・デイモンの「フォードvsフェラーリ」

映画「フォードvsフェラーリ(ネタバレ・感想)」男と男のカーレースの実話を描く!

  • 2020年4月25日
  • 2020年8月19日
  • 映画

 

映画「フォードvsフェラーリ」は、マット・デイモンとクリスチャン・ベールが男と男のカーレースの実話を描く作品です。

1966年のル・マン24時間耐久レースで、フェラーリとのバトルもありますが、本当の戦い別にありました?

キャストは、「ジェイソン・ボーン」、「インビクタス 負けざる者たち」のマット・デイモン、「ダークナイト」シリーズのクリスチャン・ベール、「マネーモンスター」のカトリーナ・バルフ、「フューリー」のジョン・バーンサル、トレイシー・レッツらがつとめる。

監督は、「LOGAN ローガン」、「ナイト&デイ」のジェームズ・マンゴールドがメガホンをとる。

 

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作品情報

製作年 :2019年
上映時間153分
ジャンルドラマ
監督  :ジェームズ・マンゴールド
キャストマット・デイモン
クリスチャン・ベール
カトリーナ・バルフ
ジョン・バーンサル
トレイシー・レッツ etc

 

映画の題名だけで考えると、フォードとフェラーリの戦いだと思います。

でも、この作品を見てみると、フォード(会社側)とキャロル・シェルビー(マット・デイモン)、ケン・マイルズ (クリスチャン・ベール)との戦いだとわかります。

男同士の友情で本物を勝ち取るために、彼らは共鳴しあい、新しい自分を手にする、とてもホットな作品です。

 

その彼らを支えるカッコいい女性のマイルズの妻モリー・マイルズ(カトリーナ・バルフ)が、物語を爽やかにするだけでなく、ビシッと引き締めてくれます。

日本で言う、肝っ玉母ちゃん的存在の彼女が、2人の男の「本物の大好き」を支えるのは、とてもドラマティックでした。

 

ル・マン24時間耐久レース(大衆車のフォードVSスポーツカーのフェラーリ)を勝つために、様々な困難を乗り越える2人を見ると、いっぱいの勇気もらえるだけでなく、本当の自分に気付きます!

忘れかけていた男臭い世界を感じて欲しい作品です。

 

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あらすじ

1966年当時、スポーツカーとして、圧倒的な実力を持つフェラーリに、フォードが挑むことに。

フォードは、元天才ドライバーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)に、ル・マン24時間耐久レースでの優勝を依頼します。

ライバル?フェラーリに勝る新車開発に励むシェルビーは、天才ドライバーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)と共に戦うことになります。

限られた資源と時間の中、彼らは、フェラーリに挑むが、それ以外にも敵がいた?

 

 

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作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)

「本物が大好き」が、大切だと教えてくれる作品です。

ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)の「こだわり」には、誰もが共感出来ます。

キャロル・シェルビー(マット・デイモン)は、ドライバーから、プロデューサーに進化していきます。

でも、「本物」に苦しみながら、自身の目標に向かいますが、厳しい大人の世界に玉砕されそうに。

親友のマイルズの「本物」を譲らない姿で、自分の弱さに気付き、会社と戦い、勝利を手に入れるのは、誰もが共感出来る作品です。

また、どこか汗臭い男同士の思いが共鳴した姿を見せられると、懐かしい自分に気付けました。

 

シェルビーが自分の夢を託したマイルズの魅力は、とても素敵です。

妻に愛され、息子に応援されるのは、カッコよすぎます。

なぜ、堅実なシェルビーがワイルドになったのか考えてみると、彼自身にないものをマイルズが持っていたからです。

フォードが大衆車、フェラーリがスポーツカー、どちらかだけだと何かが足りないと重なりました。

 

 

マイルズは、日本で言う頑固親父です。

でも、妻と息子に愛され、支えられ、家族の中のヒーローです。

アメリカンヒーローです。

家族を大切にしながら、頑固を貫くのは、日本とは文化が違いますね。

 

シェルビーは、病気の為に夢半ばで、ドライバーを引退します。

その後、順風満帆な生活を送りますが、どこか心に隙間を感じていました。

でも、自分の夢をプロデュース出来るチケットを手に入れ、保守的だった自分と違うドライバーのマイルズとタッグを組みます。

人って、やっぱり自分にないものを持っている人に魅力を感じるのでしょうね!

 

この作品のキーワードは、日本で言う肝っ玉母ちゃんのマイルズの妻のモリー・マイルズ(カトリーナ・バルフ)が、2人の男を受け入れるところです。

シェルビーとマイルズの取っ組み合いを止めもせず、優雅に椅子に座り見学する。

とっても、懐のある女性です。

そして、何もなかったように彼らの喧嘩が終わったのを見届けにいくのは、心地いいシーンでした。

 

「本物が大好き」を貫けば、必ずうまくいく、大成功する、それを思い知らされる作品です。

でも、そこに友情、家族愛で、マイルズが抑える事を大切にし、シェルビーが戦うことを受け入れていくのは、ただのカーアクション映画ではないです。

個人的には、マイルズが最後までわんぱく小僧であって欲しかったですが。

マイルズが、友情を優先する大人になった姿は、誰もが必要な成長だと思います。

カーアクションを通して、主人公たちの成長の醍醐味を味あえた作品です。

 

 

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まとめ(おすすめ・考察)

車好きには、たまらない、本物志向の作品です。

CGを最小限にして、当時の車を使い撮影をされたそうです。

最近の車は、ITを利用したハイテクな車になりました。

古風な車乗り、特に私の年齢ぐらいのボーイズレーサー世代は、じゃじゃ馬なぐらいが面白いと思っています。

正直な動きをする車を、労りながら運転をするのが醍醐味です。

それが大好きな人は、男臭い車をイメージしながら楽しめます。

ただ、当時の車両を使うことに限界があり、カーアクションが少なめなような気がしました。

 

大衆車に、なぜスポーツカーの能力が必要だと思います?

例えば、車の限界性能が高ければ高いほど、安全性能が増す側面があります。

しかし、それによって居住性、運転しやすさが失う場合があります。

大衆車VSスポーツカーは、居住性と運転しやすさVS安全性かもしれませんね。

何事もバランスが大切です。

大衆車とスポーツカーを乗り比べると、面白い発見があるのでおすすめですよ。

ちなみに、私は大衆車に興味がありません(笑)。

 

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そして、ピナールは、マンデラ大統領に魅力を感じ、勇気と使命をもらうことに。

 

ジャンルヒューマンドラマ
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また、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪を、少なくしていった。

しかし、ジョーカーと名乗る謎の愉快犯が現れ、また、異常で、狂気な街へと。

最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を使いながらも、信じるものすべて、そして孤独と戦うことになる。

 

ジャンルアドベンチャー
アクション
監督  :クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー
アーロン・エッカート
ゲイリー・オールドマン etc

 

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