映画「リトル・フォレスト 冬・春」は、「海獣の子供」などの五十嵐大介の漫画の実写映画化。
いち子は、一度は故郷を出て街で暮らすが、居場所を見つけられません。
彼女は、厳しい自然と生活をしながら、自分探しをします。
キャストは、「告白」の橋本愛、三浦友和・山口百恵の次男の三浦貴大、「ちはやふる」の松岡茉優がつとめる。
監督は、永作博美・西島秀俊主演の「蛇のひと」の森淳一がメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2015年 |
上映時間: | 121分 |
ジャンル: | ヒューマンドラマ |
監督 : | 森淳一 |
キャスト: | 橋本愛 三浦貴大 松岡茉優 小島康志 etc |
あらすじ
田舎を出てみたものの、新しい自分の居場所を見つけることができず、自分の大切な故郷の田舎に戻ってきたいち子(橋本愛)が、美しくも厳しい自然に身を投じ自給自足の生活の生活をしながら、自分探しをする姿を描く。
秋が終わろうとしていた頃、5年前に、突然姿を消した母・福子(桐島かれん)から1通の手紙が届き、いち子は今までの自分と対峙し、どこか不思議な思いを感じる。
そうした日々、時が過ぎ、季節が変わり、雪が解けて春へと。
来年は?いち子は、春一番で作付けするジャガイモを今年は植えるべきかどうか迷いはじめる。
作品を見て感じたこと(感想)
自分の田舎で、自分の居場所を探し始める。
人とふれあい、他の人がどうして、自分の田舎を愛し、大切にしているかを知る中で、自分の空っぽな部分に気づいて、成長する姿が、すごくごく良かったです。
他の人が、自分の価値観で生きていないことに、気づくと、どうしたらいいのかわからなくなったことが、ありませんか?
それにぶつかった主人公の悩みが、純粋で、とても心に響いた作品でした。
前作同様、自然を主役にした食事、自然とトンチ比べをしている感じ、自然を受け入れて、それを楽しむ!
人工物に触れすぎて、忘れていたものを、思い出せて、幸せな気持ちになりました。
オーバーかも知れませんが、何も人工物がない世界で、こんなに幸せに生きれることを教えてもらえて、幸せな気持ちで、いっぱいです。
どうしてでしょうか?
IT機器で、楽しく過ごしているのに。。
もしかしたら、自分に正直に、生きていないのかもしれませんね!
物事の価値は、人それぞれが決めると思っていました。
でも、みんな自然から生まれてきたのだから、同じものがあることが、わかりました。
この気持を大切に、自分と向き合って、いろいろなことが受け入れる、
ビックな人間になりたいですね!
主役の橋本愛は、自分探しにピッタリな女優さんだとお思います。
表情の変化が作品の中で進化して、最後にはとても素敵な顔になります。
どうしてでしょうか?
ふくれたり、笑ったり、そして最後に相手を受け入れる。
人間の感情をすべてこなしているのかもしれません。
それらを通して、彼女の心地いいを感じました。
これからも、素敵な演技を応援して自分のビタミンにしたいです。
まとめ
主人公は、本当に居場所がなかったのでしょうか?
もしかしたら、何かを選んでいたのかもしれません。
自分のコンフォートゾーンを探していたのかもしれません。
この作品は、自然の厳しさを感じることによって、自分の「甘え」に気付いたと思います。
どこにでも、幸せがある、自分の気持しだいで。
とっても大切なことを、教えてくれる映画でした。
先輩が会社を辞めて、農業をしています。
自然、時間、環境すべてを、大切にできる自由をチョイスする為に、その道を選んだみたいです。
自分と向き合う、その大切さを教えてくれる素敵な作品です。
忙し時間に、心に、新鮮な空気を補充してもらいました。
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