映画「Diner ダイナー」は、平山夢明の小説「ダイナー」を実写映画化。元殺し屋の天才シェフのボンベロの殺し屋御用達の食堂に、少女オオバカナコが売られる。
ボンベロにとって面倒くさい少女だったが、オオバカナコは、ストレートな接し方のボンベロに何かを感じ始める。
キャストは、ボンベロを藤原竜也、オオバカナコは玉城ティナ、スキンは窪田正孝、キッドは本郷奏多、ブロは武田真治がつとめる。
監督は、「さくらん」、「ヘルタースケルター」の蜷川実花がメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 117分 |
ジャンル: | サスペンス、アクション |
監督 : | 蜷川実花 |
キャスト: | 藤原竜也 玉城ティナ 窪田正孝 本郷奏多 武田真治 etc |
あらすじ
オオバカナコ(玉城ティナ)は、自分の進化を求め、日給30万のバイトが原因で、元人殺しのシェフのボンベロ(藤原竜也)の店に売られる。
でも、彼と共通の話題「食」があった。
彼に、ストレートな扱いを受けるオオバカナコは、自分の存在が、人に影響を与えていることに気付き始め、一歩踏み出し始めるが。
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想・考察)
人を信じないと自分を信じれなくなり、自分が自分を必要としなくなる。
そうしていく内に、自分がなんなのかわからなくなる。
今どきの若者の悩みなのでしょうか?
オオバカナコは、恐ろしい元人殺しのシェフのボンベロに、「お前は扱いにくい」と言われ、不思議と自分が人に関わっていることに気付きます。
ストレートな言葉から、自分と対峙して、自分が自分を必要としていることに気付きます。
ストリーは、バイオレンス?メチャクチャでしたが、自分探しのヒントがある映画でした。
普通、元人殺しの店で働くことになれば、それだけでどうしたらいいのかわからなくなります。
でも、オオバカナコは、怯えもせず、冷静に自分の安全を守る方法を考え出します。
度胸がありますね!
きっと、彼女がどこか崖っぷちだったから、出来たのかもしれません。
食が共通のテーマ?誰もが大切な内容です。
そこに、自分の居場所を見つけた二人は、なんとなく共鳴したのでしょう!
天才シェフのボンベロに魅力を感じ、彼を信頼していく彼女は、なんだかんだ言っても乙女ですね。
そんな純粋な気持ちで、自分が閉ざしていた人への気持ちを受け入れていきます。
彼女にとっての第一歩、どこかステキでした。
自分探しって、自分を否定することから始まる。
オオバカナコは、成長のキッカケをなかなか見つけられなかった。
きっと、不器用だったのでしょう。
ストレートに接してくるボンベロが、自分が気付けなかったことを教えてくれます。
ある意味、本当の友達以上です。
人と人の関係のあり方が、新鮮でステキな映画でした。
まとめ(おすすめ・お気に入り)
本当の自分を教えてくれる?
なかなか、そんな友達、親友はいません。
でも、利害関係がない人たちだと、簡単に教えてくれるかもしれません。遠慮がないでしょうけど。
なかなか、ストレートに人のダメ出しは、出来ません。
素直にそのダメ出しを受け入れると、自己成長がスムーズにできると思います。
ストレートにその人いいとこ、わるいとこを教えてあげるのは、大事なことだと、教えられる作品でした。
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