映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は、1998年公開のポケモン映画シリーズ第1作で、世界で認められ、未だ海外で日本映画興行収入NO.1の「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」をフル3DCGで、リメイクした作品です。
人間のエゴで生まれてきたミュウツーの苦悩を描く!
キャストは、お馴染みのメンバーで、サトシは松本梨香、ピカチュウを大谷育江、ムサシを林原めぐみ、コジロウを三木眞一郎、ニャースを犬山イヌコがつとめる。
監督は、これまでの数々のポケモン映画をてがけた湯山邦彦、「ルドルフとイッパイアッテナ」の榊原幹典がメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 98分 |
ジャンル: | アニメ、アドベンチャー |
監督 : | 湯山邦彦、榊原幹典 |
キャスト: | 松本梨香、大谷育江、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ etc |
あらすじ
「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」、そんな純粋な冒険者の前にしか現れないと言われる伝説ポケモン・ミュウ。
ついに、自分の欲求に支配される科学者が、ミュウの化石を発見する。
人間のエゴによって、人工的にミュウツーがつくられるが、ミュウツーは、自分を受け入れるためにとった行動とは?
人間とポケモンが信頼し合う、それを見たミュウツーは、何を感じたのか?
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想・考察)
今更ですが、「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」は、3バージョン(劇場版、劇場版+ミュウの誕生、劇場版+サトシとピカチュウの出会い)あります。
すべて見たくなりました。
「日本映画初の週間興行ランキング初登場第1位」になった凄い作品です。
その理由は、人工生命体として作られたミュウツーが、自分の意味、それを知るために苦悩する。
アニメショーンとしては、とても重い作品です。
サトシとピカチュウの信頼関係、お互いを必要としている姿を見て、人間への復讐がとてもちっぽけなことと気付きます。
過去にとらわれないで、未来にフォーカスして生きる、そんな大切さを教えてくれるステキな作品です。
人、ポケモンは、決して悪にならないと思います。
ひたすら、正しいことを伝えて、理解を促しさえすれば。
感情的になれば、怒りしかうまれません。
でも、正しい形で、時間を懸けて、伝えればきっと伝わるものです。
ほんのちょっと、未来にフォーカスするだけです。
なぜなら、過去は変えられません。
ミュウツーは、争いからは何も生まれないを悟り、新しい仲間と未来をともにすることが、幸せになる一歩と気付きます。
サトシの為に、ピカチュウが思いっきり悲しみます。
その本物の涙に、他のポケモンが共鳴して、全てが解決に向かう。
昔、飼い猫が亡くなった時、家族全員で涙を流しました。
その時の気持ちにつながるものがあります。
たとえ動物でも、お互いが、ずっと一緒にいると、家族になり、それ以上になります。
もふもふのピカチュウを抱きしめたくなりました。
そんな純粋な気持ちが、ポケモンと人間を結びつけているのでしょうね!
そんな心地良のいい映画でした。
家の猫を、いっぱい抱きしめてあげたくなりました。
まとめ(おすすめ・お気に入り)
生あるものは全ては、同じ価値があるべきだと思います。
そして、お互いを正しく認め合う。
言葉でいうと簡単なのですが、何故できないのでしょうか?
自分の利益、主義主張、ガマンをすることは難しいかもしれませんが、あのピカチュウや他のポケモンの瞳をみると、心が落ち着きます。
人間の赤ちゃんの瞳を思い出してください。
きらきらして、澄んでいて、吸い込まれそうです。
それは、なんの力もない赤ちゃんが、自分の身を守る為に、そのような瞳になっているそうです。
何か、自分のエゴかどうかをジャッジする時、その瞳に問うてみるのはいかがでしょうか?
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