映画「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け/エピソード9」は、「スター・ウォーズ」シリーズの新しい3部作、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」に続く3部作の最終章。
「スター・ウォーズ」シリーズ全体としては、エピソード9となり、1977年のシリーズ1作目から、全9作品でのスカイウォーカー一族の物語がついに完結する。
キャストは、前2作の主人公のレイをデイジー・リドリーほか、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザックら3部作の主要キャラクターが続投する。
監督は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムスが再びメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 142分 |
ジャンル: | SF アドベンチャー |
監督 : | J・J・エイブラムス |
キャスト: | デイジー・リドリー ジョン・ボイエガ アダム・ドライバー オスカー・アイザック マーク・ハミル キャリー・フィッシャー etc |
2012年、ジョージ・ルーカスは、ルーカス・フィルムをデズニーに売却しました。
これは、永遠にスター・ウォーズ作品を世に作り出して、という願いからだそうです。
この時、彼を裏切り者だという人もたくさんいましたが、今回のシリーズを見てどのように感じましたか?
個人的には、過去の作品をレコメンドして、既存のファンを満足させながら、新しいファンを増やすことが難しいことわかったシリーズとなったように思います。
スター・ウォーズファンでない私自身にとっては、スター・ウォーズファンの友人に親切に知識をもらい、いっぱい楽しめた作品でした。
今作は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムスがメガホンをとり、誰もが期待し満足がいける作品でした。
コアなファンがたまらない過去の延長上にあるシーンがいっぱいあり、心を釘付けにされます。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」では、満足出来なかったことを全て解決してくれる作品です!
あらすじ
銀河帝国残党「ファースト・オーダー」と、自分たちの自由を守るために「レジスタンス」は、激しい戦いを繰り返していた。
レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)のもと、「レジスタンス」のレイは、フォースの訓練を受けていた。
レイと、「ファースト・オーダー」のカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、お互いのフォースの力で、意識が繋がることができた。
レイ、フィン(ジョン・ボイエガ)、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)達はお互いの絆を深め、かけがえのない仲間以上になっていました。
カイロ・レンは、銀河を支配する為に、レイの力を手に入れようとします。
そして、彼は、「ファースト・オーダー」の最高指導者としての力を使い、レイを追います。
レイは、自分たちを救うために消えてしまったルークへの思いを胸に、生き残った「レジスタンス」と共に最後の戦いを終わらすために戦います。
この戦いの結末は!
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想)
レイの光と闇は、自分探しの扉を見つけることだったと思います。
仲間との深まった絆で、相手を思いやる気持ちを守るために、戦い続けるが。
でも、自分の両親の本当のことを知りたい。
子供が大人になる為の階段の一つですが、本当の自分の心を受け入れなかったのでしょう。
カイロ・レン(アダム・ドライバー)は、それを利用して、レイを自分の方に迎え入れようとします。
レイは、事実を知り、全てを受け入れ、成長するのは、とても心地よかったです。
親が子供に対しての思いは、なかなか伝わりません。
親も知ってもらおうとしないですし、ただ単に子供たちの幸せにフォーカスしているだけです。
大人になる過程で、多くの人と出会い触れ合う中で、気付くしかありません。
大いなる力を持っているレイは、自分の出生の秘密を考えるのは必然です。
いろいろな情報をすべて渡してしまうのは、危険な場合があります。
そのような大人の配慮で、ますます彼女がパニックになり、苦しみを増やしてしまします。
でも、支える仲間、大人たちの生き方が、本当の自分に気付かせてくれます。
ファルコン号で、ジャンプをしまくり、なんとか逃げて帰ってきたポー(オスカー・アイザック)を、無茶をしたことを攻め立てるレイ、BB−8が傷だらけになったことをまくしたてるポー。
その仲裁をするフィン(ジョン・ボイエガ)。
とても微笑ましいシーンですね!
お互いの気持を素直にぶつけ合うが、一つの目的に力を合わせます。
C−3POが大事な情報の為に、レイたちと、最後になるかもしれないコミュニケーションは、ロボットと人間の枠を超えて、本当の仲間を感じました。
いつも、どこかコミカルですが、人との触れ合いが素敵なシーンでした!
レイは、仲間との絆を大切にすることで、命と命をつなぎます。
彼女が、自分の親に対する気持ちより、自分にとって大切なものが何か理解して、仲間のために一歩を踏み出すのは、ホッとする瞬間でした。
彼女は、自分探しが終わり、たくさんのことを学んだことで、本当の自分を受け入れました。
アクションがいっぱいの作品のスター・ウォーズですが、一人の人間が成長して、前に進みはじめる素敵な映画ですね!
まとめ(おすすめ・考察)
とても早足の作品でしたので、戸惑いが多かったです。
でも、彼、彼女の熱い気持ちで、若者が未来を作る物語であるのは、誰にも勇気を与えてくれます。
自分探しのキーワードが、自分の両親への本当の気持ち、お互いを思いやる仲間との友情は、過去作のエピソードと重なりました。
きっと、彼女自身のハッピーを願う思いと結びつけていたのかもかもしれません。
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上映時間: | 121分 |
ジャンル: | ヒューマンドラマ |
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キャスト: | 橋本愛 三浦貴大 松岡茉優 小島康志 etc |
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