映画「トイ・ストーリー4」は、アップルの故スティーブ・ジョブズが育てたピクサー・アニメーションが、おもちゃの世界を舞台に描く「トイ・ストーリー」の第4作目。
女の子ボニーは、ウッディの新しい持ち主です。
でも、ウッディは、一番のおもちゃになれず、葛藤を抱えながら自分の役割を演じるが。
大人の気持ち、子供の気持ち、おもちゃの気持ち、全てが組み合わされ、ちょっとほろ苦いですが、ステキすぎる作品です。
キャストは、前作からの顔ぶれが揃う、ウッディはトム・ハンクス・唐沢寿明(日本語吹き替え)、バズ・ライトイヤーがティム・アレン・所ジョージ(日本語吹き替え)、ボー・ピープがアニー・ポッツ・戸田恵子(日本語吹き替え)がつとめる。
監督は、「インサイド・ヘッド」(15)ではストーリー監修・脚本で、アニー賞長編映画部門の脚本賞を受賞したジョシュ・クーリーがメガホンをとる。
作品情報
製作年 : | 2019年 |
上映時間: | 100分 |
ジャンル: | アニメ・アドベンチャー |
監督 : | ジョシュ・クーリー |
キャスト: | トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、(日本語吹き替え)、唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子 etc |
ボー・ピープの声優、戸田恵子が一押しです。
子供の頃、機動戦士ガンダムで、初めて知った格好いい女性、マチルダ・アジャンの声優です。
男前の彼女の声が、ウッディに勇気を与えて、自由への旅路へ!
最後まで、目を離せないキャラクターでした。
あらすじ
一番のおもちゃになれないウッディ(唐沢寿明)は、なにより自分の持ち主の女の子ボニーが大切です。
嫌がって幼稚園に行く彼女についていき、彼女の居場所を作ってあげるウッディ。
ボニーは、先割れスプーンでおもちゃを作り、名前をフォーキーと名付けます。
でも、フォーキーは、彼女の大切なおもちゃだと気付いていません。
ウッディと仲間たちは、フォーキーを仲間にするために、ドタバタが、それによって、何を気づかせてくれるのか?
作品を見て感じたこと(ネタバレ・感想・考察)
ウッディが自分の正直な気持ちに気付いていく。
彼を支える仲間たちの気持ちを理解しながら、自分とは?それに戸惑う。
大好きな子どもたちの為に、自分の役割を全うすることが最善?
大人になっても、当たり前に悩むことがストレートに届いた作品です。
役割(おもちゃでいること)って、本当に大切ですか?
自分を大事にすることは、どうゆうことなのでしょうか?
直球勝負の仲間たちに共感しながら、自分と向き合うウッディに共感しました。
全てを大切にしようとするウッディは、悪く言えば八方美人です。
多くの日本人、私もそうです。それに苦しんでいます。
ウッディは、いろいろな仲間と触れ合うことで、一番大事なことに気付いていく、とてもカッコよかったです!
全てを大切にすることが大人だと思っていたウッディが、何かをチョイスして、失っていくことで、本当の自分に気付いていきます。
子供たちのそばにいて、子供たちと共に幸せを感じる。
ウッディは、それがおもちゃの生きるべき姿、役割だと思っていました。
自分が知らない世界への興味、一緒にいたい仲間の存在で、役割という呪縛から開放されます。
大人だけど、どこか正直になれない、そんな人が、正直な自分を見つけるヒントがいっぱいの映画ですね!
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自分の本心で、新しい世界へ一歩を踏み出す勇気って、自分をバージョンアップされる最重要アクションになります。
人として自分の役割を理解して、それを全うすることは、大切なテーマかもしれませんが、自分の本質にフォーカスすることは、もっと大切なことだと思います。
今の時代は、やりたいことをできる、それが当たり前の時代です。
だから、本当の自分を理解する、そんな当たり前を教えてくれるキーワードがいっぱいの作品でした。
まとめ(おすすめ・お気に入り)
ギャビー・ギャビーの幸せ、それを叶えてあげるウッディがかっこよすぎます。
自分に与えられた境遇は、自分だけではどうにもならない場合があります。
ウッディが今まで当たり前に受け取った幸せは、ギャビー・ギャビーは、自身の不運で、一度も得ることが出来ませんでした。
ウッディは、何を感じ何をするのか、彼の決断は人として学ぶべきことがいっぱいでした。
人に幸せを与える、「大切な心」の感動のシーンでした。
この映画を見て、他の人達にいっぱい、幸せを与えられる大人になれるように、気を引き締めて、生きて行こうと思いました。
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