映画「一度死んでみた」は、母の病気の時に駆けつけてくれなかった父に不満を持つ女子大生が、父に「死んでくれ！」と毒づいたら、本当に死んでしまった。
その父を助ける為に、悪性苦闘する騒動ドタバタコメディです。
キャストは、「ラストレター」、「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の広瀬すず、「キングダム」の吉沢亮、「ALWAYS 三丁目の夕日」の堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦らがつとめる。
監督は、auの人気CM「三太郎」シリーズで有名なCMディレクターの浜崎慎治がはじめてメガホンをとる。
作品情報
| 製作年 ： | ２０１９年 |
| 上映時間： | ９３分 |
| ジャンル： | コメディ |
| 監督 ： | 浜崎慎治 |
| キャスト： | 広瀬すず 吉沢亮 堤真一 リリー・フランキー 小澤征悦 etc |
「四月は君の嘘」、「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」などで、天真爛漫で、透明感の笑顔が素敵な広瀬すずが、コメディに初挑戦します。
父親に毒を吐き、自分と正直に向き合えない女子大生役をコメディ100%を演じます。
「ラストレター」では、傷を負った女の子を演じていたので、ギャップがものすごく、不思議な感じを受けました。
堤真一とリリー・フランキーとの霊界での会話は、とても笑えます。
死んだ後、初めて自分の評価がわかるのはとても辛いですが、ある面、仕方がないのかもしれませんね。
コミカルでしたが、死の世界からも、娘を心配する父と母の思いに、とても共感出来ます。
父と娘、うまく行っている親子は少ないのかもしれませんね。
この映画は、そんな親子が仲良くなるヒント、アイデアがいっぱいでした。
親子で見に行けば、お互い何か通じるものがある事に気付く作品です！
あらすじ
就職活動をする野畑七瀬（広瀬すず）は、母を病気でなくし、製薬会社社長の父親・計（堤真一）と2人暮らしをするが。
母親代わりをして頑張る計だが、七瀬は、父が大嫌いで、日々「一度死んでくれ！」と毒づいていました。
計は、たまたま開発された「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲み、「一度死んで」しまいます。
それは会社のスパイを見つけ出す作戦だったが、とんだことに。
計は、死の世界から戻ってきて、みんなの様子を伺っていると、自分の身が危ない状況だとわかります。
存在感がない「ゴースト」と呼ばれている計の秘書の松岡卓（吉沢亮）と七瀬は、計の危機を救うために、悪戦苦闘して、計を無事生き返らせることができるのか？
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作品を見て感じたこと（ネタバレ・感想）
この作品は、どこの家庭でもあるような父親と娘のコミュニケーションをとてもコミカルに描いています。
父と娘のすれ違い、気持ちを言葉にするのが下手くそな父親の野畑計（堤真一）、母親の死で、父を許せなくなった野畑七瀬（広瀬すず）が、二人の楽しい思い出で繋がっている絆を修復していきます。
やっぱり、家族は一緒にいる時間が大切なのだと思いました。
子供の頃の楽しい時間、思い出は消えません。
子供たちは、その時の母への思い、父への思いを大切にします。
でも、気持ちを「伝える」のは、難しいのかもしれません。
親は、子供は、それぞれ何を考えているかは、お互いが言葉にしなければわかりません。
もし、どちらかが不器用だと、何か変になってしまいます。
お互いが過ごした時間が、言葉によって、誤解がなくなるのは、気持ちが良かったです。
「目に見えることだけが存在じゃない、大事なのは存在する目的。何のために生きるのか。それがない人は存在していない。」
引用：一度死んでみた
素敵なお父さんですね！
娘に全否定された父親とは思えません。
人として、親として、子供たちに大人の規範示せる大人になりたいものです。
娘の名前に込めた父親の思いは、とても共感出来ます。
それが、大切なキーワードになります。
元素記号が、いっぱい出てきますが、親子の大切な絆になっているとは、想定外でした。
すれ違いは、コミュニケーションベタ？
自分が何をしたいのか、自分の思いを、相手に伝えることが、難しいけど、単純なことだと、わかりやすく教えてくれる作品でした。
「大好き」と「大嫌い」が、同義語になってしまうって、反抗期の女の子って、わからないものですね。
なんの遠慮もなく、キツく当たってくる娘に、メンタルをやられるお父さんは、多いと思います。
私もですが。
もしかしたら、嫌いではないのかもしれません。
思い出、過ごした時間がいっぱいあれば、なんとかなる。
お互いが、コミュニケーションが下手くそなだけです。
この作品を親子で見に行くと、何か光が見えるかもしれませんね！
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まとめ（おすすめ・考察）
家庭で、娘とうまくいっていないお父さんにおすすめの作品です。
子供たちが何を思い、なにに不満なのか知るのは難しいです。
でも、お互いが過ごした思い出、時間は、同じものです。
ギクシャクしたキッカケって、自分の思いを伝えるのがまずかっただけだと思います。
家族を愛していない家族はいないと思います。
なにか不満が溜まったときは、一緒に御飯を食べたりして、会話をすれば、なにかスッキリします。
明日から、一日一回の家族との食事をしてみませんか？
死んだ時、どんな扱いを受けるのか、ちょっと、恐ろしくなりました。
自分の人生の足跡の全てですからね。
昔の上司が52歳で、二人亡くなっています。
感謝をしていますが、大変な思いもしました。
でも、もう一度会いたいと思います。
そんなふうに思ってもらえる人になりたくなりました！
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| キャスト： | 篠原涼子 芳根京子 松井玲奈 佐藤寛太 岡田義徳 村上知子 佐藤隆太 etc |
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| キャスト： | 広瀬すず 中条あやみ 山崎紘菜 富田望生 福原遥 etc |
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